どんなピンチも切り抜けられる!女性ゴルファーのメンタル強化作戦【3】

ゴルフにピンチはつきもの。難しいライ、ミスの連続など自信をもてないシーンでは、メンタルのコントロールが超重要です。プレッシャーに負けず、冷静に対処するコツを覚えて、あなたのゴルフを成長させましょう!

【ケース5】外しようのないショートパットを外しちゃった~!

→【アドバイス】なぜ外したのか、納得してから打つ

「なんで外しちゃったの~?!」と動揺したまま次のパットを打つのはNGです。2パット、3パットになる可能性があるからです。芝目や傾斜を読み直し、自分がミスした理由に納得すれば、返しのパットにも余裕が持てます。

→【アドバイス】あわてない、あわてない。一度ピックアップして、きちんとアドレスしましょう

ショートパットを外したことを恥ずかしく思う必要はありません。ピックアップして仕切り直せばいいのです。また、同伴者を気遣って「お先に~」と焦ると、アドレスが適当になり、再び外してしまうことが少なくないので、気を付けて!パットは心に左右されず、ルーティン通り、機会的に打つのが理想です。

【ケース6】同伴者にプレッシャーをかけられた!

→【アドバイス】応援してくれていると受け止めましょう!

プレッシャーだと思うから、イライラするのでは?それではゴルフを楽しめません。ゴルフは、イライラしたら負けです。自分以外は全員、応援してくれる存在だと思ってみてはいかがですか?「ありがとう!」と思って打てば、むしろ力になります。他人からの声かけやアドバイスは、ネガティブな意味で受け止めるのではなく、励ましや応援だと思ったほうが、18ホール通してラクですよ!

【ケース7】・・・・周りの音が気になる

→【アドバイス】周囲の人は“動くもの”。気になるなら、仕切り直して

打つ時にデリカシーのない音を立てるのは、マナーの問題です。しかし、音が原因のミスショットをなきものにして、打ち直すことはできません。ゴルフ場には音を立てる人、動く人がいるものです。その人を気にすると、一日中気になってしまい、自分が損をするだけ。「気にしない」のがベストですが、どうしても気になる場合は、いったんアドレスをほどき、音がやむのを待って打てばいいことです。

Regina 2017年春号より 撮影協力/ハンズゴルフクラブ 撮影/桜井ひとし イラスト/いいあい デザイン/アトム☆スタジオ エディター/大津恭子 指導/袋井理代