「こんにちは!よろしくお願いします!」
上田桃子プロの登場は、変わらぬエネルギーに満ち溢れながら、優しさと温かさをふわりとまとったものでした。2024年いっぱいでツアー第一線から離れ、2025年10月31日には長男を出産。多忙な日々を楽しんでいるのが伝わってきます。

ツアーでの日々とはがらりと変わり、子育てに重きを置いた毎日。「楽しいです。いい意味で現役時代にはできなったことだから」と、最高の笑顔で口にしました。
アスリートとしていいパフォーマンスをするためには、必然的に、すべてが自分中心の生活になります。けれども、子育てとなるとそうはいきません。まだ5か月の赤ちゃんを育てるとなればなおさらです。
「自分中心じゃないのはチャレンジですね。現役時代、いつもキャディさんに『ガマン』と言われていたんですけど、今はホントに子供優先で『ガマン』しています」という笑う様子も、幸せにあふれています。
「ホントに私にそっくりなんです」という赤ちゃんは「超寝てくれていっぱいミルクを飲む。私と同じように外に出るのが好きで、知的好奇心が旺盛。あちこちを見ています」と、元気に成長しているそうです。
少しずつ、仕事にも復帰しています。「子育てに影響がない程度に」と、ツアーの解説や、契約先の仕事など「新しいチャレンジは話し合っているところです。支えてもらった側から支える側へ。中心から離れたところでゴルフ界にいようと思っています。ジュニア(育成)も」と、模索しながらも意欲満々です。
最近、一気に増えてきた女子プロママ友ネットワークも強力なようです。「先輩や後輩だけどママとしては先輩の人からはめっちゃいろんなこと教えてもらっています。逆に自分より(ママとして)後からの人にはどんどん教えてあげたい」と、目を輝かせます。
「ツアーとは違って、母としては1年目なので、子育ては60点なら合格、と思うようにしています。仕事もですが、わからないことにもトライして経験して、工夫するように。」と、肩に力が入り過ぎないように、という心構えも伝わってきます。
◆20年に渡るPEARLY GATESとの歩みから生まれた新たなプロジェクト【GOLD RABBIT】
仕事では、ウェア制作の企画に携わるという新しいことにも挑んでいます。PEARLY GATESの特別プロジェクト。20年にわたる契約の中で、ツアーの現場を始めとするあらゆるシーンで着用してきたからこそできる提案を、改めてブランドに向き合い、実現させています。

「ゴルフは服でも自分を表現できると思っています。ずっと意識していたのは、パッと見て、上田桃子がここにいるな、とわかってもらえる自分らしさが出るウェアを着たいということ。1年目からそのことはずっと主張してきました」と、契約プロとしての役割をしっかりと果たし続けてきました。
「どこで個性を作るのか、というのは大事だと思うんです」と、熱弁をふるう中で出てきた例えが、上田選手のトレードマークともいえるショートパンツ。
「徐々に“私の丈”を作っていったんです。競技での機能性を考えると色々気になるスカートははかない。でもショートパンツと言っても最初はヒザくらいの長さだったんです。でも私の体型を考えると、ヒザをもっと出して行こう、ということになって」と言うプロセスの先に“桃子スタイル”が出来上がったと言います。
「1989年にできたPEARLY GATESは、カッコいいけど機能性も高い、ということを追及してきて、そのことが今のブランドを支えています」と、こだわって作った限定生産のポロシャツ。上田プロは、素材選びから関わっています。「一周まわって今見てもカワイイ昔からあるPEARLY GATESの良さを、みなさんに愛してもらえたら。そこにスパイスを1つ、2つ効かせたら」と、細かいディテールに徹底的にこだわりました。それは、制作がかなり進み、サンプルができてきた段階で素材を改めて見直すというほどのものでした。

第1弾は4月24日発売のポロシャツ2型。『GOLD RABBIT』というコレクション名は、『希望に向かって飛躍する』という願いが込められたブランドのキャラクターであるウサギを「1番が好きなので、1番のアイテムになって欲しい」というプロの意向から金色で表現しました。
金色はもちろん、ロゴマークの赤など色、そして文字フォントなど、上田プロの話が止まらないプロジェクトアイテムは、それぞれ100枚の限定品。プロ自筆のシリアルナンバーがついた希少なアイテムとなっています。

上田桃子プロの視点から生まれたパーリーゲイツ【GOLD RABBIT】第1弾の抽選は、2026年4月8日(水)午前10:00~4月15日(水)午後12:00まで受け付け。
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撮影/福田文平 取材・文/小川淳子(清流舎)








