
「ゴルフウェアだからこそ着られる色」というものが誰しもきっとあるはず。中でもパキッとしたグリーンは、普段のファッションであまり色を使わない人にとっては難しく感じることもあるのではないでしょうか。
ネオングリーンからモスグリーンまで、ひとくちに緑といってもさまざま。ツアーでプロたちがまとっていた三者三様の「緑」から、自分なりのお手本を探してみましょう。
【脇元 華】一見シンプルな中に立体感でメリハリづけ

脇元プロが8年目で悲願の初優勝を果たした「伊藤園レディス」の初日に着用していたのは、「マスターバニーエディション」のハイネックカットソー。体に自然にフィットする細身シルエットですが、ボディにシャーリングが施されているので、のっぺりして見える心配もありません。
合わせるスカートも、ジャカード織りで立体感のある生地が光の当たり方で違う表情を見せてくれ、細部まで抜かりのないコーディネートに。
【工藤優海】ネオンカラー×冬素材のギャップが楽しい

「ゴルフウェアならでは」の筆頭とも言えそうなネオンカラーも、工藤プロのようにシンプルな黒のパンツとなら合わせるのも簡単で、かつ軽快でスポーティな印象にまとまります。
毛足の長いニットがネオングリーンの強さをほどよく和らげてくれ、個性を出しつつ、今の時期にぴったりな温かみのある着こなしになっています。
【鈴木 愛】上品さとカジュアルさの良いとこどりができるカーディガン

ビビッドなグリーンはどちらかというとスポーティな要素が強いカラーですが、ニットカーディガンを選ぶことで一気にエレガントさが漂います。鈴木プロの着用しているような丸襟だとより上品な印象が強まり、フレンチシックな雰囲気に。ゴルフ場だけでなく、タウンユースもできる便利なアイテムです。
写真/Getty Images





