クラブのお悩みをスマートに解決! これが知りたい! Q&A

絶好のゴルフシーズンを前に、ReginaのInstagramストーリーズでクラブにまつわるお悩みをリサーチ。すると、上達すると共にモヤッとした悩みを抱えている女性ゴルファーの多いことが発覚。そこで、ゼクシオでおなじみのダンロップスポーツマーケティングの石坂翔子さん(JLPGAティーチングプロフェッショナルA級の資格有)に、みんなの疑問をぶつけてみました!

Q.“自分に合うクラブを”と、よく聞きますが、それがよくわかりません……。

A.
いちばん大切にしてほしいのは、“いいな”という自身の感覚。データから判断することも大事ですが、いくら数値が良くても感覚的に“振りにくい”と感じていたら、モヤモヤを抱えたままコースに立つことになります。違和感を覚えるクラブは、自分に合っているとは言い難いですよね。しっかりとテークバックからトップへ、そしてインパクトからフィニッシュまでスムーズに振り切れるクラブかどうか。“自分に合うか、合わないか”のジャッジはまずそこからです。

少しでも違和感を覚えたら見直そう!

Q.信頼して相談できる人がいないんです……。

A.
家族や友人、レッスンの先生といった身近な人よりも、クラブフィッターに相談するのがおすすめです。彼らはデータを見ながらフラットな目線でジャッジしてくれるスペシャリスト。現在使用している自分のクラブを持ち込んで、抱える悩みを相談すれば、よりベターな選択肢を提案してくれるはず。他メーカーのクラブを持ち込んでも大丈夫なので、ご安心を。


ダンロップクラブハウス新宿店
東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビルB1
TEL:03-6258-1802
営業時間:11:00〜20:00 無休
※クラブドクターによるフィッティングは要予約
詳しくはこちら

Q.試打したデータを正しく理解出来るようになりたい!

A.
“飛びの3要素”と言われるのが、「ボールスピード」「打ち出し角」「スピン量」。上記の数字は、ヘッドスピード30〜40m/sの場合の適正値の目安です。ミート率はボールスピードをヘッドスピードで割った数字で、アマチュアであれば1.4以上あるとベター。ランが出ないというお悩みなら「スピン量」が多すぎるのが原因だったり、球が上がらないというお悩みなら「打ち出し角」が低すぎるのが原因だったり。抱える悩みは必ず、データにも現れます。

この4つの理想の数字を覚えておけばOK!

ボールスピード 打ち出し角 スピン量 ミート率
42~55m/s 15.2〜17.0度 2600〜2800回転 1.4以上

Q.レディスクラブを使っていますが、メンズのRを勧められて悩んでいます。

A.
下の図を見てみてください。通常のクラブの場合、レディスのLからメンズのRへの転換は、一気に4段跳びで硬いシャフトになるということ。もちろん、振ってみて違和感がなければOKですが、ややリスキーであるのも事実。でも、ゼクシオであれば、レディスのA、R、メンズのR2という選択肢もあるので、段階を踏まえて選ぶことが可能です。スコアを左右する大事なクラブ、選ぶ際は慎重に。

ゼクシオならレディスからメンズまで、シャフトを含め、選択肢がたくさん!

Q.今の自分に合った慣れているクラブか、ステップアップを見据えたクラブか……どっち?

A.
クラブ競技やシングルハンデを目指すといった、高い目標設定に向けて練習やラウンドをする方であれば、ステップアップを見据えたクラブを選ぶのはアリですが、ゴルフは“エンジョイが最優先”という方であれば、自分に合ったクラブの方がストレスはないはず。クラブを選ぶ際は、フィッターに練習環境、ラウンド頻度、目標を伝えるのも大事です。ぴったりフィットする1本が必ず見つかります!

Q.正しいセッティングがよくわかりません……。

A.
最大14本使えるクラブをどうセレクトするかは、好きな番手を中心に考えましょう。軽く振って飛距離を稼ぎたいならウッド重視、150ヤード前後を確実に狙うならハイブリッド重視、アイアンに自信があるなら#5から入れる、などなど。ちなみに初心者のうちは、14本すべて揃える必要はありません。フェアウェイウッド、ハイブリッドはそれぞれ1本あれば十分です。

Q.1Wと5Wの飛距離が同じです。どうしたら差が出せますか?

A.
ドライバー、手で打ちにいっていませんか? 最下点でボールを捉える5Wに対し、ドライバーは最下点からやや上がったところでボールを捉えます。もし、両者の飛距離が同じであれば、それはドライバーではボールを捉えられていない証拠。手で打ちにいっていたり、体が開いて打ち遅れていたり。打ち方を見直しても変わらなければ、一度フィッティングを受けてみた方がいいかもしれませんね。

Q.パターって、どう選ぶのが正解?

A.
初心者=マレット、という思い込みで選ばない方がベター。大切なのは、他のクラブ同様、“違和感がないかどうか”です。ターゲットに対して、真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出す、ストロークしやすいものを選びましょう。ちなみにゼクシオは、ヘッド形状は2種類、長さは31インチも揃えています。

教えてくれたのは…
ダンロップスポーツマーケティング 石坂翔子さん

1995年生まれ、東京都出身。ゴルフ好きの両親に勧められて、小学生の頃からクラブを握る。高校は名門、杉並学院に入学しゴルフ部に所属。大学でもゴルフを続け、卒業後、2017年にダンロップスポーツマーケティングへ入社。今年、JLPGAティーチングプロフェッショナルA級の資格を取得し、ダンロップ クラブドクターとしても活動中。

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撮影/長谷川直紀 エディター/一寸木芳枝

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