【ゴルフピラティス】しなやかな体をつくって飛距離アップ!【基本の呼吸をマスター!】

モデルや女優、各種アスリートがこぞって実践している【ピラティス】。自身もゴルフ大好き! というインストラクターの菅野朋子さんに、「ゴルフで役立つ効くピラティス」を教えてもらいます。第一回は基本の呼吸法。仕事の合間、おやすみ前、入浴中にとりいれてみて。

◆さまざまなアスリートが取り入れている「ピラティス」とは?

ドイツ人のジョセフ・ピラティスが生み出した「ピラティス」は、ベッドのうえで行えるリハビリとして考案されたもの。今ではゴルファーだけでなく、さまざまなアスリートが取り入れている世界共通のワークアウトです。

ヨガとの違いは、骨盤や背骨、骨格の歪みを正しい位置へ整えること。正しい姿勢で強くしなやかな筋肉をつくるエクササイズです。

このピラティス、ゴルフに必要な筋肉をつけられるので、飛距離アップはもちろん、メンタルを落ち着けたり、ケガの予防になったりといいことづくめです。

第一回の呼吸法はインナーマッスルを鍛えます。単なる呼吸法とあなどるなかれ、体幹がしっかりして、ウェストシェイプになるだけでなく、緊張をほぐす効果も。日常でイライラしたときにもよいというので、しっかりマスターしたいですね!

◆「ピラティスの呼吸はスタート前、緊張するシーンでも効果的です」(菅野朋子

【1】ヨガマットにあぐらで座り、坐骨の骨のでっぱりを確かめる

あぐらで座り、手を左右の膝において、体を左右に動かす。骨のでっぱりを確かめて

【2】骨盤をしっかりと立ててお腹を凹ませて深呼吸

鼻から吸えるだけ吸って、ゆっくりと口から息を吐いていく。息を吸うときは肋骨を広げるイメージで。背筋は伸ばして、つむじから天井へまっすぐ一本の軸があるのを意識して。背中が反りかえらないように注意

◆椅子の場合/浅く腰掛け、骨盤を立てて背筋をのばす

ヨガマットのときと同様に、骨盤を立てるようにして浅く椅子に腰掛けます。足は肩幅程度に開き、手のひらを肋骨にあてます。息を吸うときは肋骨の広がりを感じて、吐くときは肋骨をしぼるイメージで空気をしっかり吐き出しましょう

◆教えてくれたのは、菅野朋子さん

ピラティス/ゴルフピラティスインストラクター。

仕事ではじめたゴルフのおもしろさに目覚め、ゴルフに携わる仕事がしたいと、ゴルフピラティスを習い、インストラクターに。ケガの予防はもちろん、スコアアップにも定評がある。自身のゴルフ歴15年。ベストスコア71。

モデル・金子恵美。ゴルフ歴20年、ベストスコア98。「久しぶりにしっかり呼吸・運動したので、気分もすっきり。家でも取り入れたいと思います」

◆撮影協力…自由が丘ピラティススタジオ

本格的な器具が揃うピラティススタジオで、最大6人までのグループレッスンのほかプライベートレッスンなどを行っています。ヨガスタジオ、ゴルフスタジオと隣接しているので、エステと組み合わせてオリジナルプランで心身を整えて。東京都目黒区自由が丘2-17-6 The Front B1/TEL 03-6421-2818

<<Instagram>>jiyugaokapilatesstudio/

撮影/竹井美砂子 取材・文/嘉屋恭子 取材協力/自由が丘ヨガスタジオハートワンワンスターゴルフスタジオ