「現役時代は1日30個のガムを噛んでいた」中嶋常幸プロ、トミーアカデミーにて“噛むこと”の重要性をレクチャー

大手菓子メーカー「ロッテ」が、ゴルフやスポーツにおける噛むことの価値を発信する「噛むスポプロジェクト」活動の一環として、中嶋常幸プロ主催のジュニアアカデモー「トミーアカデミー」にて「噛むこと」の啓発を目的としたセミナーを開催しました。
静ヒルズカントリークラブで行われた本セミナーには将来有望なアカデミー生が参加。口腔健康セミナーや噛むチカラ・静的バランス測定、トレーニングガムの提供を通じて、ゴルフにおける“噛むこと”のメリットを学びました。

中嶋常幸プロ

中嶋プロはガムを噛むこととゴルフの関係について「ガムを噛むことにより、リラックス効果と集中力のアップを感じています。現役中は1日30個、3~4時間はガムを噛んでいました」と振り返り、「試合中は、必ず噛んでいたので噛まない方が怖いと感じてしまうくらい。今でもラウンド中のうち2時間はガムを噛み、他にも運転中や食後に口中をスッキリさせたいときにガムを噛んでいます」と、現在も積極的にガムを嚙むことを取り入れていることを明かしました。

セミナーの様子

アカデミー生には「食事と違い、スポーツの場合の噛むことは、ただ口を動かすわけではありません。ツールとしてガムを使い、噛んで“スポーツに良い影響があること”を実感してほしい。日本では、ラウンド中にガムを噛むことはマナー面からまだまだ許容されている実情ではないかもしれませんが、真剣にプレーするからこそ、ガムを噛んでほしいです」と自身の経験をもとに“噛むこと”のメリットを語りました。

口腔健康セミナーに登壇した、東京歯科大学 口腔健康科学講座 スポーツ歯学研究室の武田友孝客員教授は「様々な判断や“考えること”が試されるゴルフにおいて、噛むことは非常に重要。ガムを噛むことにより、脳の前部分(前頭前野)が活性化され、記憶力・認知機能の向上に繋がります。強く噛みしめるほど運動に関連する脳の部位が活性化し、筋活動の増強が期待されます」と語り、アカデミー生たちは真剣な表情でセミナーに耳を傾けました。

咬合バランス測定やアスリート用トレーニングガムの提供を受けたアカデミー生も「1 日1 回以上はガムを噛み、リラックス効果を実感しています。特に、緊張しているときや試合前に噛むことにより、気持ちの切り替えに役立ています」とすでに“噛むこと”を実践し、大きな効果を実感しているよう。今後、アマチュアゴルファーのラウンドのおともにも、チョコや飴などに加え“ガム”がレギュラー入りするかもしれません。アスリートゴルファーの皆さま、ぜひガムを取り入れてスコアアップに役立ててみてはいかがでしょうか。

ロッテ 噛むこと研究室 オフィシャルサイトはこちら

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