12月某日、「トミー ヒルフィガー ゴルフ」を展開するヤマニ社で行われた、契約選手のゴルフウェアの採寸(フィッティング)にお邪魔してきました。前編では、吉田優利プロのゴルフウェア選びに対するこだわりや向き合い方を聞きましたが、後編では実際の採寸の現場から、ゴルフウェアがもたらすパフォーマンスへの影響について掘り下げます。

◆フィッティングの現場で見えた、ウェアとパフォーマンスの関係
スタジオの一角で始まった採寸は、決められた項目に沿って手早く進んでいきます。肩幅、バスト、ウエスト、ヒップに加え、腕まわりや太もも、ふくらはぎ、股下まで。採寸表には20項目以上が並び、毎年この工程が欠かさず行われていることが分かります。

採寸を担当するスタッフは、選手の体がシーズンを通して変化することを前提にしていると話してくれました。
「シーズン始めと終わりでサイズが変わる選手もいますし、試合を重ねる中で体のラインが変わることもあります。シーズン中でもサイズ調整に対応することも。なので、毎年必ず採寸をして、前年との差を確認しているんです」
肩幅や胸、ヒップの厚みといったサイズ感は、ゴルフウェアにおいて特に重要なポイント。選手ごとに異なる体の特徴に合わせ、パターンを調整して対応しているといいます。
「いつも細かいところまで採寸してもらっているので、何を着てもぴったりです。ストレスフリーにプレーできています」と話す吉田プロ。
体に合ったサイズで仕立てられたウェアが、プレー中の違和感を減らし、集中を下支えしていることが伝わってきます。
◆“気にならない”ことが、集中につながる
ウェアがプレーに与える影響について、吉田プロが強調したのはフィット感でした。
「長い時間プレーをする上では、フィット感はすごく大事。丈感や、風が吹いたときのスカートのひらめきもそうですが、ウェアを“気にしながら”ラウンドしなきゃいけないのは、居心地が悪いというか…」
ウェアへの小さな違和感が積み重なると、プレーへの集中にも影響が出てしまうといいます。さらに、ゴルフウェアの中でも、吉田プロがとくにこだわっているのがインナー。
「インナーは絶対に着たい派なんです。ゴルフウェアのときはもちろん、私服でハイネックを着るときにも着用しています」と強調し、素材についても、「UV素材で、やわらかい肌あたりのものが好みです」と教えてくれました。長時間、直接肌に触れるアイテムだからこそ、着心地と機能性のバランスを重視していることが伝わってきます。
そのこだわりを理解したうえで、ブランド側も全身の採寸の中で細やかな配慮を重ねています。
ブランドスタッフは、「吉田プロの体型にしっかり沿う、タイトフィットなサイズ感を大切にしています」といいます。首元のラインや丈感も、吉田プロの着用感をもとに調整。現場では“優利ちゃんサイズ”と呼ばれるバランスを意識しながら、全身の採寸を行っているそうです。
「ゴルフウェアって、機能性とファッション性のせめぎあいもあると思います。でも、そういうことを気にせず集中してプレーできているのは、トミー ヒルフィガー ゴルフのブランドの皆さんの努力のおかげだと思っています」

ちなみに、近年はプロゴルファーに限らず、アマチュアのゴルフ女子の間でも、紫外線対策としてトップスの下にUVインナーをレイヤードするスタイルが定着しています。一方で、トップスとの合わせ方や色選びに悩むという声も少なくありません。
「白のインナーを着用することが多いのですが、トミー ヒルフィガー ゴルフのウェアなら、どんなアイテムとも自然にマッチするので、あまり悩んだことがないですね」と吉田プロ。
トリコロールを軸にした配色が多いトミー ヒルフィガー ゴルフのウェアは、白インナーとも相性がよく、スタイリングがまとまりやすい点も特徴のひとつ。レイヤードが前提になる夏のゴルフシーンでも、取り入れやすさを感じさせます。インナーの着こなしに迷ったときは、吉田プロのコーディネートをヒントにしてみるのもよさそうです。








