可愛すぎる弁護士ゴルファーが伝授!入らないと本当に怖い『ゴルフ保険』の基本

ゴルフをはじめたばかりの女性であれば、「ゴルフ保険ってなに?」「ゴルフ保険って入る必要あるの?」と疑問に思う人も多いことでしょう。今回はゴルフ保険の必要性や種類について、弁護士であり、プライベートではゴルフを楽しんでいる山口めぐみ先生に解説してもらいました!

山口めぐみ弁護士。なんとゴルフ女子!
 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Megumi(@megumi_golf)がシェアした投稿

◆ゴルフに危険はつきもの! 初心者ほど保険が必要

ゴルフは長尺で鋭利なゴルフクラブで硬いボールを飛ばすスポーツなので、周囲の人に当たるなどの危険が常に潜んでいます。また、雨上がりで滑りやすい路面をカートで走行する時、深いラフや急斜面などの状態の悪い地点からショットする時なども怪我をする危険がはらんでいます。

とくにゴルフをはじめたばかりの初心者ほど、危険な目に遭うことは多いかもしれません。「ゴルフの技術が伴わない」、「危険を察知する能力が乏しい」、「マナーに対する理解が浅い」などの理由で、事故を起こしてしまったり、事故に巻き込まれてしまう可能性は高いでしょう。

初心者であれば、ターゲットまでの距離を誤ってしまうことがありますし、自身の飛距離を正確に把握していないこともあるでしょう。「思ったより飛んだ!」ことによって事故に繋がる可能性は高いと思います。

また、初心者であれば、スイングフォームが固まっていないため、遠心力にゴルフクラブが負けてしまい「シャンク」などの現象が起きてしまうことも多いように思います。予想外の方向に飛んで行ったボールが人に当たってしまうこともあるかもしれません。

◆セルフプレーが増えているからこそ、リスク管理も必須に!

現在は、キャディーが同伴しない「セルフプレー」を導入するゴルフ場が増えています。とくに昨今は、新型コロナウイルスの感染リスクを避けるため、完全セルフプレーでプレーすることも増えたのではないでしょうか。セルフプレーのリスクを確認する必要がありそうです。

「キャディー付プレー」では、キャディーにプレーの進行管理や安全管理に気を配ってもらえるので、自身のプレーにだけ集中できますが、「セルフプレー」では、自分自身でプレーの進行管理や安全管理を行う必要があります。

初めて行くコースですと、コースの形状や死角などを知らないため、セルフプレーではリスクに気づけない可能性があるでしょう。コースが隣接しているかどうかを知らなければ、「フォア―!」と大声を出すべきタイミングなのかどうか瞬時に判断するのは難しいこともあるでしょう。このように、セルフプレー時は、キャディー付プレー時よりも事故が発生しやすい状況であることを意識しておく必要があります。

◆ゴルフ保険加入で怪我をする・させるリスクに備えよう

新型コロナウィルスの猛威によりゴルフ場のプレーも、「スループレー」や「一人ゴルフ」が導入されるなど、従前のプレーとは変わってきました。その甲斐もあり、ゴルフは、浴室やロッカーを使用しなければ、屋外で三密を避けられるスポーツであるとの認識が広まっているように思います。また、先日、松山英樹選手が、アジア人で初めてマスターズを制覇しましたね。松山選手の優勝により、ゴルフ人口は増えそうな気がします。

このようにゴルフ人気が高まるのは大変うれしいことですが、ゴルフ場で事故が起こってしまうとせっかくのゴルフも台無しになってしまいます。万が一の事故に備えて、保険に加入し、心置きなくゴルフを楽しめるようにしておきたいですね。

◆ゴルフ保険は4種類の保険の組み合わせでできている

ゴルフ保険は、下記の4種類の保険の組み合わせでできています。

(1) 傷害保険…自分が怪我をしたときに使います。治療費や休業損害、逸失利益、慰謝料なども補償します

<例>自分が怪我をしたとき
カート道で転んだ
ディボットに足をとられてねんざした
池に落ちてけがをした
打った球が気に跳ね返り、自分の頭に当たった
ゴルフカートを運転中、木にぶつかって手首を骨折した
浴室で転倒して頭を打った

<例>他人に怪我をさせられたとき
後ろの組の打ち込んできたボールが頭に当たった
同組のプレーヤーの打球がシャンクして、左目を失明した
隣のホールから飛んできた球が当たった
練習場で前の打席の人が素振りしたクラブが当たった
同組のプレーヤーが運転するカートから落ちた

(2)個人賠償責任保険…他人に怪我をさせてしまったときに使います。相手方の損害や治療費、休業損害、逸失利益、慰謝料などを補償します

球を前の組に打ち込んでしまい、怪我をさせた
アプローチがシャンクし、同組のプレーヤーを失明させた
ゴルフ練習場で素振りしたところ、後ろの打席にいた人に怪我を負わせた
隣のホールに打ち込んでしまい、怪我をさせた
カートでスピードを出しすぎてしまい、同乗者がカートから落ちた
カート同士がぶつかって、カートが破損した

(3)携行品保険…自分のゴルフ用品が破損した場合や、盗難に遭った場合に補償されます

ゴルフ用品の盗難、ゴルフクラブの破損、曲損
ゴルフクラブ、ゴルフボール、ゴルフシューズ、ゴルフバック、ゴルフウェアなどゴルフ用に設計されたもののほか、衣類やゴルフバッグなど

(4)ホールインワン・アルバトロス保険…ホールインワン、アルバトロスを達成したときのパーティ代、記念品代、植樹費を補償する保険です

贈呈用記念品購入費用、祝賀会費用、ゴルフ場に対する記念植樹費用、同伴キャディに対する祝儀など

◆あらためて加入しないとだめ?まずは保障の範囲を確認しよう

前述のとおり、ゴルフ保険は4種類の保険の組み合わせでできているので、自分が加入している保険で補償が可能ならば、改めて加入する必要はありません。現在、自分が加入している傷害保険や個人賠償責任保険の内容を今一度、確認してみましょう。

とくに、自分が加害者として後遺障害が残るような大きな事故や死亡事故を起こした場合は賠償額が数千万円と高額になるので(詳しくは連載で解説します)、加入している個人賠償責任保険限度額が少額の場合は、改めてゴルフ保険の加入を検討してもよいでしょう。

また、相手方が「無保険」だった場合のもらい事故に備えておく必要があります。相手方が保険に加入していなければ、怪我を負った場合、自分の傷害保険を使って治療することができます。傷害保険の責任限度額を確認のうえ、少額であれば新たなゴルフ保険の加入を考えてもよいでしょう。

さらに、ホールインワンやアルバトロス保険は他の保険にはついていません。この点についてカバーしたいのであれば、ゴルフ保険に加入するのがよいでしょう。ただ、このホールインワンやアルバトロス保険が対象となるのは、国内のみということが多いもの。また海外ゴルフは他にも補償されないこともあるので、加入するときは、内容をしっかり確認してください。

◆教えてくれたのは…弁護士の山口めぐみ先生

梶山法律事務所所属。交通事故等の損害賠償請求、離婚、相続等の身近な法律問題から、契約書作成や労務相談など企業や経営者からの法律問題まで幅広く扱う。女性ながらの細やかで丁寧な対応からクライアントの支持も高い。かつ、ゴルフ歴7年のゴルフ女子。好きなクラブはドライバーで、パワフルなスイングを持ち味とする原英莉花選手を応援している。Instagramアカウントmegumi_lawyer Instagram ゴルフアカウントmegumi_golf