トップアマに聞く【飛ばない!曲がる!はシャフトで解決】

歯科医という職業をもちながら、数々のアマチュア競技に出場し幾度も優勝を経験。所属しているゴルフ場では、男性と同じティから回ってクラチャンの座にも輝いたトップアマ・塩田美樹子さん。しかも美人とくれば、Reginaとしては注目せずにはいられないわけで……。

いざ出陣! 憧れの塩田さんに、ゴルフにまつわるあれこれを教えてもらいましょう!

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シャフトは長い方が飛ぶ!?【女性ゴルファーのためのシャフト講座】

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Q ゴルフのためのトレーニングは、なにかしていますか?

A じつは私、今年の夏からめっきり飛距離が落ちてしまって、絶不調なんです。

ゴルフを始めて28年、初めて本気で“改革をせねば”と考えました。

とはいえ、スイングを改造するとなると、あまりにも回り道になりすぎるのでそれは断念。

クラブの見直しと、カラダの改造に取り組みました。(クラブを見直したお話は、前回を読んでいただければ嬉しいです)。前回の記事はこちら

具体的には、おしりと太ももを重点的に鍛えるべく、ネットで探せば出てくるような基本的なスクワットを、毎日20回×3セットやっています。

ハッキリ言ってキツイですが、スタイルキープのためにも、お尻と太ももには張りがあったほうがいいと思うんです。そう思うとがんばれます。

もうひとつは、最近購入したウォーターバッグによる体幹トレーニング。ウォーターバッグを持って、カラダを捻りながら前進するんです。しっかり踏ん張らないと、お水に振られてしまってうまく歩けないので、自然と体幹が強くなる、はずです(笑)

まだ始めたばかりなので、座っていても感じるほど、ものすごい筋肉痛になりますが、“効いている”感じがちょっと気持ちいいかも(笑)

トレーニングをすることで、飛距離アップはもちろん、疲れにくいカラダになれば、後半崩しがちだったスコアもキープできそう。内心、おいしい食事とお酒を罪悪感なくいただける、という魂胆もなきにしもあらずなんですが……。

まだゴルフでの結果は出ていませんが、これからのオフシーズン続けて、来年のオンシーズンには新しい私に生まれ変わっているはず。いまから楽しみです。

教えてくれたのは、トップアマ・塩田美樹子さん

1982年生まれ、神奈川県出身。両親の影響で、10歳からゴルフを始め、競技に出場。全日本歯科学生総合体育大会4度優勝。2013年、2017年日本女子ミッドアマ2度優勝。2017年日刊アマ全日本大会(ミッドの部)、神奈川県女子ミッドアマ、日本女子ミッドアマ優勝。2018年神奈川県女子ミッドアマ、日刊アマ関東大会優勝。ベストスコアは66。所属している葉山国際カンツリー倶楽部では、男性と同じティから回ってクラブチャンピオンに。2013年に「日本女子ミッドアマ」に優勝した翌年は、なんと「日本女子オープン」にも出場。2020年開催の「内閣総理大臣杯第51回日本社会人ゴルフ選手権関東予選」では、唯一の女性出場者として注目を浴びた。

撮影/竹井美砂子 取材・文/たかはしよし子