全英女王が初登場! 素顔の渋野日向子プロインタビュー【1】

昨年の「AIG全英女子オープン」で日本人女子として42年ぶりの海外メジャー優勝という快挙を遂げ、その名を世にとどろかせた渋野日向子プロ。ゴルフファンならずとも、彼女の姿や勝敗の行方に注目する「しぶこ現象」までも巻き起こし、今や日本が誇るトップアスリートに。

渋野プロの本音やプライベートに迫りました!

1998年11月15日生まれ。165cm。岡山県出身。2018年にプロ入りし、今年の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で初優勝。同年「AIG全英女子オープン」で優勝。現在(2019年10月末現在)、国内賞金ランクは2位

◆自分がスゴイとか思っていません。ただ、ヤバイことをしてしまったんだなとは思います(渋野日向子)

今も記憶に新しい「AIG全英女子オープン」。海外メジャー初挑戦にして、優勝という快挙を遂げ、一夜にしてヒロインとなった渋野日向子プロ。どこにいっても注目を浴びる多忙な日々を送り、その疲労から一時は体調を崩すこともあったほど。でも取材当日、現場に現れた渋野プロは、「体調はもう大丈夫です。ご心配をおかけしました!」と、あのしぶこスマイルを私たちに見せてくれました。

帰国後は、注目度も知名度も急激に上がり、常にカメラを向けられ、取材対応に追われる日々。一気に環境が変わったので、戸惑いもあったそう。

◆環境の変化に戸惑いながらも自分らしいプレースタイルに

「優勝して変ったこと? すぐに撮影されてしまうので、ラウンド中にお菓子を食べる機会が減ったことかな(笑)。でも、プレースタイルや気持ちは全然変わっていません。メジャー優勝に関しては、自分がスゴイことをしたとは思ってないんです。ただ、ヤバイことをしてしまったんだなとは思います」。

その勝負強さはどこに? 

勝負強いとは思っていません。ただ、ピンチでもチャンスでも、自然体でプレーをするのがいい結果をもたらしているのかもしれません」。

Regina 2019年 冬号インタビューより一部抜粋 撮影/岩本芳弘