楽しみにしていたゴルフの日に、まさかの生理……！ゴルフ女子には、避けて通れないシチュエーションのひとつです。
キャンセルできないプレーの日には、万全の対策をしてゴルフに臨む女子も多いはずですが、きちんと準備をしたつもりでも強烈なアクシデントに見舞われることも……。
そんな生理中のゴルフにまつわる事件簿を、メンタル心理カウンセラーの並木まきが3選ご紹介します。
【1】「大丈夫だろう」とホワイトコーデのウエアを選んだら……
「私の場合は、普段そこまで生理が重くないので、ゴルフの日にも“大丈夫だろう”と油断をして全身ホワイトコーデで行ってしまったことがあります。
そうしたら、きちんと対策をしていたのにプレーの最中に一緒に回っていた女子から『ねぇ……、スカートに赤いシミ……』って言われてビックリ！ 確認してみると、そんなに大きくはなかったけれど、じんわりと赤いシミがスカートに滲んでいて大ショックでした（泣）。
やっぱり長時間トイレに行けないこともある生理中のゴルフに“白ウエア”は危険だなと痛感。それ以来、生理中のボトムスは白を避けるようにしています。
その日は男性も一緒にラウンドしていたのですが、男性陣には生理だと気づかれずに済んだと思うので、ひとまずそれだけはよかった……。いや、もしかしたら気づいていたけれど、気づかないふりをしてくれただけなのかも……？」（30歳女性／音楽関係）
【2】途中でカラダが“だる重”に……
「私は、もともと生理中でもアクティブに動くほうです。
でも、ある日のゴルフでは“寝不足×生理”のダブルパンチでプレーに臨んでしまったら、後半に入ったくらいでカラダが強烈な“だる重”になってしまって大失敗。
フラフラしてくるしだるいしで、そのままプレーするのもしんどいくらいで……。一緒に回ったみんなには申し訳ないと思いつつもカートで休みながら、できそうなホールだけプレーをしました。
生理中は、いつも以上に体調管理をしてからゴルフに行かないと、予想外の体調不良にもなりやすいんだな……と改めて思いましたね。
仕事柄、どうしても睡眠不足にもなりやすいので、それ以来なるべく生理中にゴルフの予定は入れないようにしています」（33歳女性／マスコミ）
【3】替えの生理用品をロッカールームに……
「カートバッグに生理用品を入れ忘れてしまって、かなり焦ったことがあります。
大きなバッグの中にはきちんと替えを用意していたのに、その準備していたポーチごとカートバッグに移すのを忘れてしまったんですよね……。
しかもプレーが少し進んでからホールの合間のトイレに入ってから気づいたので、もはやロッカールームに取りに行くこともできず……。
慌てて一緒に回っていた女子に『生理用品、ない？』って聞いたけれど、その子も持っていなかったので、仕方なしにクラブハウスに戻るまで、生理用品を替えずになんとか頑張りました。だんだんと下腹部まわりが不快になってくるし、プレーにも集中できなくて『早くクラブハウスに戻りたい…！』って、そればかり考えていました（苦笑）。
生理中じゃなくてもいきなり生理になることもあるだろうし、カートバッグの中に常に生理用品は入れておいたほうが安心だなと痛感。それ以来、生理の日もそうじゃない日もカートバッグには生理用品の替えを入れるようにしています」（32歳女性／通信関係）
ゴルフ場では自然のなかでプレーをするだけに、思いもよらないアクシデントに遭遇しても対処に困ることもありますよね。生理中は普段と異なるコンディションになる女性も多いことから、まさに“備えあれば憂いなし”。
「大丈夫だろう」と過信せず、万全の準備でプレーに臨むことが、生理中のアクシデントを避ける対策にもなるはずです。
◆並木まき プロフィール
元市議会議員・時短美容家（一般社団法人 時短美容協会・代表理事）。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎（ちみもうりょう）な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。
