【銀座のかずこママがズバリ言うわよ!】ゴルフのお悩み解決サロン Vol.1

銀座6丁目にある「銀座Room」は、遊びなれた紳士や淑女が夜な夜な訪れる会員制バー。お目当ては、オーナーのかずこママを中心にくり広げられるウィットに富んだおしゃべり。人を愛し、ゴルフを愛するかずこママが、Regina-webに登場。ゴルフにまつわる「あるある」悩みをズビシッと解決してくれます!

お悩みVol.1「同伴者の男性が絶不調。どんな対応をすればいい?」

「友人に誘われて出席したコンペで、一緒に回った年上の男性。とにかく絶不調で、見ていられないほどミスショットを連発していました。場の空気もなんとなく白けてしまい、だんまりムードに。こんなとき、どんな態度をとればいいのでしょうか」(損保会社勤務・やっこ 32歳  独身 ゴルフ歴5年)

Getty Images

不機嫌オーラ全開の場合⇒「そんな男に同情不要。今後つきあう必要もなし」

あるわよねーそういうとき。よく経験するわ。もしもその人が、声もかけづらいほど不機嫌オーラ全開だったら、わたしの場合、その人の評価を下げるだけ。励ましの言葉なんて一切かけずにスルーしちゃう。

だって、自分が醸し出している雰囲気が相手に気を使わせてることに気づかないほど、幼稚な男ってことじゃない。普段どんなにジェントルマンだろうが、いい男だろうが、結局そういうときに本性が出ちゃうのよね。自分の感情をコントロールできないなんて幼い証拠。そんな男に興味はないし、好かれる必要もない。もちろん今後のおつきあいもしない。

幼稚男と一緒にいたってハッピーは訪れないものよ。

周りに気を使いつつ困惑している場合⇒「今日はそういう日。スコアだけがゴルフじゃないわ」と声をかける

反対に、迷惑をかけてるんじゃないかって周りに気を使いつつも「おかしいな、今日はどうなってるんだろう」って困惑している人もいる。そんな人にはこういうの。「今日はそういう日。そういう日を楽しみましょ」ってね。

おしゃべりをしたり、美しい景色を眺めたり。ランチにビールでも飲んで陽気になるのもいいじゃない。わたしたちアマチュアとって、「ゴルフ」という日の楽しみ方はいろいろある。いいスコアを出すために、ゴルフ場に来たわけじゃないんですから。

だいたいプロだって試合中、急にくずれる時が少なからずあるはず。素人なら当たり前。落ち込んでたらもったいないじゃない、ってね。

ちなみにこれは、男性ばかりに言えることではありません。ゴルフを通じて仲間と一緒に今日一日を楽しむことができる人。そんな女性に、貴女はなれているかしら?

かずこ(Kazuquo)ママ プロフィール

“一見さんお断り” 銀座6丁目の会員制バー『銀座Room』を経営。常連には多数の女子プロゴルファーが名を連ねる。名門コースの会員権をもつほど、自身も大のゴルフ好きで、年2回のコンペを主催。著書に「東京銀座六丁目 僕と母さんの餃子狂詩曲」(集英社刊)がある。インスタグラム(@kazuquo)もチェック!