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◆景観○。コンディションも○。変化に富んだ27ホール

◆インター5分で東京・神奈川からも通える老舗クラブ。予算総額は70万円前後
「沼津ゴルフクラブ」は、静岡県東部、温暖な気候に恵まれた沼津エリアで最初にできたゴルフ場です。1964(昭和39)年に地元企業、村松建設の直営コースとして開場。現在は沼津観光開発が運営し、昨年60周年を迎えました。
新東名・長泉沼津ICから4km、東名・沼津ICから3km、それぞれ5分程度の好アクセスで、電車利用の場合は新幹線停車駅の三島駅からタクシー約15分(土日祝日は予約制クラブバスを運行)。東京、神奈川方面からの来場者も多いといいます。
コースは愛鷹山の南面に27ホールが展開。村松建設の設計で、当時まだレギュラーツアーに参戦していた中村寅吉氏(通算36勝)と石井朝夫氏(通算30勝)の2人の殿堂入りプロゴルファーが監修にあたりました。
愛鷹(バック3,386Y・P36)、伊豆(3,273Y・P36)、駿河(2,907Y・P35)の3コースはそれぞれ変化に富んだレイアウトで、距離はそれほど長くないものの、フェアウェイの傾斜やグリーンまわりの造形など考えさせる場面が多く、単調なところがありません。山並みを遠くに望むホールや駿河湾や三島市街を眼下に見下ろすホールなど、次々に変わる景観のよさも魅力のひとつです。
プレースタイルはキャディ付き、またはセルフでの乗用カート利用が可能。練習施設には、250ヤード・13打席のドライビングレンジを完備しており、スキルアップを目指す女性ゴルファーにもぴったりの環境です。

会員には正会員と、祝日を除く月~土曜にプレー可能な平日会員、祝日を除く月~金曜にプレー可能な週日会員の3種があり、直近の会員数は正会員1,978名・平日会員(土曜可)85名・週日会員(土曜不可)158名。
居住地別に見ると静岡県在住者が61%を占め、以下、神奈川県在住22%、東京都在住13%となっています。
クラブ競技は、月例杯(A・B・Cクラス)、開場記念杯、理事長杯、クラブ選手権、シニア選手権、グランドシニア選手権、ゴールドシニア選手権、レディース選手権、グランドマンスリー競技と、年間を通して多彩なラインアップ。
平日には、月例シニアーズ(シニアの部・グランドシニアの部)も開催。いずれも参加率が高く、クラブ内の競技志向の高さがうかがえます。「競技参加を通じて仲間が増えた」、「クラブライフが充実した」といった声も聞かれているそうです。
正会員の名義書換料は33万円、年会費33,000円。平日会員(土曜可)は名義書換料22万円、年会費19,800円。週日会員(土曜不可)は名義書換料11万円、年会費19,800円。
系列コースに富士宮ゴルフクラブ(静岡県)があり、メンバーは平日限定で、特別料金で利用することができます。
正会員の入会時の総費用は70万円前後で推移。コースコンディションがよく、キャディやスタッフの評判も◎。予算や立地の条件が見合う人は、候補に加えてみてはいかがでしょうか。
※文中の金額はすべて税込



基本情報
沼津ゴルフクラブ
静岡県沼津市足高字尾上441
TEL:055-921-0611
開場日:1964年9月5日
コース設計:村松建設(株)
監修:中村寅吉、石井朝夫
アクセス
・車
新東名/長泉沼津ICから4km約5分
東名/沼津ICから3km約5分
・電車
JR東海道本線、東海道・山陽新幹線/三島駅からタクシー約15分
土日祝日はクラブバスあり(1便。予約制)
ヤーデージ
27ホール パー107
愛鷹(Par36) 3,386Y / 3,166Y / 2,781Y / 2,491Y
伊豆(Par36) 3,273Y / 3,061Y / 2,632Y / 2,535Y
駿河(Par35) 2,907Y / 2,749Y / 2,414Y / 2,305Y
〈左から〉Back / Regular / Front / Ladies
コースレート
伊豆・愛鷹72.6、伊豆・駿河70.1、駿河・愛鷹70.5(すべてAグリーン使用時)