自分に合ったヒザ使いで飛距離アップ!【『沈み込み型』原英莉花プロ編】

そこまで振っているようには見えないのに、女子プロたちは安定して250ヤード飛ばしてくる。体力の差はそこまでないはずなのに、これってなぜ?答えはずばり“ヒザの使い方”。効率よくヘッドを走らせて、体格以上に飛ばす秘密を探りました!

今回は、原英莉花プロ“沈み込み型”のヒザ使いをご紹介!

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【診断方法】“ビュン!”と速く振りやすい項目にチェックを入れてください

速く振れた項目にチェックを入れ、右にあるアルファベットの数で自分に合った“ヒザ使い”がわかります

診断はこちらをクリック!

◆『C』がもっとも多かった人は…原英莉花プロと同じ『沈み込み型』

テークバックで右ヒザはなるべく動かさない

重心を下げると速く振れる【ダウンで右ヒザを下げて背中を丸める】

ダウンスイングで沈み込むためにアドレス時のヒザの角度は浅めにして
トップまで角度を変えない。そこから切り返しで右ヒザを落とすようにして沈み込んでいく。
手元が低い位置を通り、ハンドファーストに当たるので直進性の高い強い球質になる。

※沈み込み型の注意点

沈み込むタイプはダウンスイングで左足に乗る感覚があると右ヒザを積極的に沈み込ませることができる

スタンスは肩幅

ハンドファースト

クローズスタンスに合う

次回は『D』のジャンプ型のヒザ使いをご紹介!

◆教えてくれたのは…

原英莉花 はら・えりか/99年生まれ。10歳からゴルフをはじめる。湘南学院高校在学時の2015年に、尊敬してやまないジャンボ尾崎こと尾崎将司に弟子入り。以降、ジャンボのもと腕を磨いてきた。師匠譲りのスケールの大きいプレーと、173cmという高身長も相まって“大型ルーキー”の呼び声が高まった。2018年3月にはステップ・アップ・ツアー『ラシンク・ニンジニア/RKBレディース』でプロツアー初優勝。5月の同ツアー『日医工女子オープン』も制し、大器の片りんをうかがわせている。同年にはプロテストにも合格。2019年の「リゾートトラストレディス」でレギュラーツアー初優勝を挙げた。

服部公翼 はっとり・こうすけ/83年生まれ。効率の良い飛ばしレッスンが好評。ビギナーからトッププロまであらゆる悩みに対応してくれる

ALBAドライバー・アイアン・アプローチぜんぶ女子プロに教わろう! 2020年版掲載 編集/島村涼 撮影/相田克己 岩本芳弘 上山敬太 河橋将史 佐々木啓 鈴木祥 福田文平 富士渓和春 村上航 山上忠 米山聡明