【絶好調の女子プロに聞いた】結果を出したワンポイントはコレ! ヤマハレディースオープン葛城&スタジオアリス女子オープン編

先日行われた、ヤマハレディースオープン葛城とスタジオアリス女子オープンで活躍を見せた4人の女子プロに、結果を出せた理由を聞いてみました。これを参考にすれば、スコアアップのカギが見つかるかもしれませんよ!

【新垣比菜プロ】実戦と同様にパット&バンスを効かせて寄せる練習をした

ヤマハレディースオープン葛城3位タイフィニッシュの新垣比菜プロ

ヤマハレディースオープン葛城3位タイフィニッシュの新垣比菜プロ

アンジュレーションがきつく、グリーンが速かったので、3パットをなくす練習をしました。パターはボール1個を使って、実際に9ホールを回るイメージで距離感のズレを埋め、アプローチは打ったときにエッジが地面に引っかかていたので、少しフェースを開いてバンスを効かせて打つ。この練習が、最終日の好スコアにつながったと思います。

【穴井詩プロ】ドライバーもダウンブローの軌道で、低い球を打つ

ヤマハレディースオープン葛城10位タイフィニッシュした穴井詩プロ

ヤマハレディースオープン葛城10位タイフィニッシュした穴井詩プロ

大会を通じて風が強かったので、ドライバーショットで低い球を打つ必要がありました。通常はアッパーブロー気味に打ちますが、あえて低いティアップでボールを内側に入れてダウンブローに打ったんです。すると、回転数の少ない低弾道ショットに。ランがかなり出たので、飛距離的にも通常と変わりません。自分にとっては大きな武器でした。

【金澤志奈プロ】ラインをイメージしてからアドレスに入る

ヤマハレディースオープン葛城14位タイフィニッシュした金澤志奈プロ

ヤマハレディースオープン葛城14位タイフィニッシュした金澤志奈プロ

パッティングの際、今まで以上にボールからカップまでのラインをイメージするようにしました。単にラインだけでなく、ボールが転がっていくスピードもイメージ。そうすると、打ち急ぎがなくなり、ミスパットが減りました。カップを見ないので肩のラインが被ったり、開いたりすることもなく、狙った方向へボールを打ち出せます。

【菊地絵理香プロ】グリーンの両サイドを避けるライン出しショット

スタジオアリス女子オープン2位タイフィニッシュの菊地絵理香プロ

スタジオアリス女子オープン2位タイフィニッシュの菊地絵理香プロ

グリーンサイドの芝が薄いこの時期は、なるべくそのエリアにボールが行かないようにするのがスコアメイクのポイントになるので、ライン出しショットを多用。本来は縦の距離感を合わせるときに使いますが、横に曲げたくないときにも有効です。コンパクトなトップからフェースローテーションを抑え、フィニッシュまで振り抜かないようにしました。

記事・写真提供:週刊パーゴルフ