ボア素材で「あったかわいく」冬ゴルフ!【イマだからこそ似合う“フワモコ”がある】

平成ブームなんて言うけれど、平成時代をリアルに駆け抜けたのはAround35の私たち。一見子どもっぽく思える平成レトロなキーワードも、大人がゴルフファッションでまとえば洗練されてかっこいい。35歳前後の平成世代がイマ気になる・着たいアイテムをご紹介します。今回ピックアップするキーワードは“フワモコ”。

◆あの頃のお姉さまがみんなまとっていた、ゴージャスな【フワモコ】たち

ボリューミーなアウターにスキニーパンツやミニ丈ボトムスを合わせ、海外セレブのように堂々と着こなしていたお姉さまがたの姿は、平成ガールのちょっとした憧れでした。

そんな“フワモコ”ですが、大人になったイマこそ、リラクシーにかっこよく着こなせるアイテム筆頭。非日常感が楽しいゴルフファッションに取り入れて、寒さ知らず&ラウンド気分を盛り上げて!

◆懐かしのアメカジが香る【ボア】素材

ユニクロフリースの大流行やアメカジブームによって、1990年代後半〜2000年代初頭に広まったのが今回ピックアップする「ボア」。

今では冬素材の代表格としてすっかり定着していますが、軽くて暖かいという利点があるので、ゴルフファッションにおいてもうまく取り入れたい素材のひとつ。気負わないラフな雰囲気が大人の余裕を醸し、「シンプルでかっこいい」印象づくりに貢献してくれるはず。

◆ベージュのワントーンは異素材MIXで立体感を

上品で優しげな雰囲気にまとまるのがベージュのワントーンコーデの魅力。その分、シンプルに合わせすぎるとメリハリが薄れ、のっぺり見えてしまう可能性もあるので、今の時期は素材感でニュアンスがつけられるアウターでコーデに立体感を出すのが正解。ボア×中綿の異素材切り替えブルゾンなら、ほどよく強さが出てバランスよくまとまります。

ブルゾン¥86,900(マークアンドロナ/マークアンドロナ 青山店)インナー¥39,600(ブリーフィングゴルフ/ブリーフィング 六本木ヒルズ店)パンツ¥27,500(ジュン アンド ロペ/ジュンカスタマーセンター)ニットキャップ¥3,990(ギャップ)シューズ¥24,200(アディダスゴルフ/アディダスゴルフ お客様窓口)

◆引き算のコーデでボアのほっこり感を引き立てる

ぬいぐるみのような白ボアのセットアップは、ダークグリーンのような落ち着いた色味で締めるとキッズ感が出ず着こなしやすいはず。主役のウェアを際立たせるため、小物や色数を散らしすぎないのがポイントです。着ぶくれしたくないなら、足元のスッキリ感を特に意識。高デニールのタイツなら、レイヤードせずとも暖かく過ごせます。

トップス¥29,700、パンツ¥39,600、中に着たモックネックシャツ¥19,800、シューズ¥39,600、ヘッドカバー¥18,700(全てパーリーゲイツ)ニットキャップ¥5,500(ジャックバニー!!)タイツ¥2,420(靴下屋/タビオ)

◆軽量なボアアウターは1枚持っておきたいゴルファー必携ウェア

ゴルフの防寒着としてだけでなく、街着としても使えるボアアウターは、一着持っておいて損はないアイテム。フード付きやスタンドカラーなど、首元が暖かいデザインを選ぶとより使い勝手が良いです。

〈左〉ボディ部分は肌触りの良い柔らかなボア素材。アーム部分はナイロンのキルティング地でボリュームが抑えられており、プレー時も快適。リバーシブル仕様で、裏返すとプレーンなベージュのナイロン素材が表地になり、違った雰囲気に。

ブルゾン¥57,200(ブリーフィングゴルフ/ブリーフィング 六本木ヒルズ店) 

〈右〉たっぷりとしたボアのあしらいとドロップショルダーで、着たときのゆるいサイズ感が今っぽい。シルエットはダブルジップと裾部分のドローコードで調整可能で、スポーティにも、ストリートっぽくも着こなしやすい。

ブルゾン¥31,900(レスポートサック)

撮影/秋山枝穂 スタイリスト/林 かよ ヘア&メイク/服部さおり モデル/関島サトコ