当日のケアだけじゃ足りない?美容家の乾燥対策“とらの巻”を公開

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秋も深まってきた今日この頃、ラウンド中にも、空気の乾燥を感じる機会が増えてきましたよね。美容家である筆者もこのところ、急激に湿度が低い日が増えていることから、立て続けに「保湿」についてのご相談を受ける機会が増えています。

この時期は、ラウンド前にきっちりと保湿ケアをしても、長時間、外にいることによって顔やボディがプレー後にはガサガサに…なんていうこともよくある話です。屋外の湿度は自分で調節することができないだけに、その場でオイルやボディミルクなどを使って、肌が乾燥しないようにお手入れするのが定番。けれど、それだけでは保湿ケアに不足を感じている人も少なくないようです。

そこで今回は、筆者が実践している外気が乾燥しているシーンでの保湿ケアの“とらの巻”についてお話します。

◆「前日の入浴後」から保湿ケアを万全に

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ゴルフラウンドなど、長時間にわたって外気に触れることがあらかじめわかっている場合には、前日から保湿ケアを強化すると安心です。筆者は、前日の入浴後から翌日の対策を開始します。

とはいっても、難しいケアだと続かないので、時短を意識したお手入れを心がけています。

具体的には、入浴後にボディの水滴をタオルで拭く前に、オイルをオン。はい!たったこれだけです。水分がある肌にオイルを塗ることで、伸びやすく時短のケアを狙うと同時に、水分と油分が乳化してなじみやすくなる効果が期待でき、手軽さが気に入っている方法です。

時間がないときには、丁寧に塗り込む必要もなく、言葉は悪いですが「適当」に乾燥しやすい部分にオイルをなじませておくだけでも、翌日のボディの状態が変わるのを実感しています。

◆「ポータブル加湿器」も準備

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屋外だとなかなか加湿器の効果は見込みにくいけれど、それでも「ないよりは、あったほうがやっぱり状態がいい」と感じているのが、ポータブル加湿器。最近では、500mLのペットボトルサイズの加湿器も増えているので、選択肢も豊富ですよね。

充電式のものを選び、ラウンド行き来の車中で充電をしておけば、ラウンド中に電源がなくても乾燥が気になるシーンで使えます。

化粧水や美容液を噴射する「ポータブルミスト機」を使っていた時期もあったのですが、専用のコスメを使わなくてはならないのが意外と手間だったので、ここ最近は、ポータブル加湿器の手軽さが気に入っています。

お気に入りのアロマや加湿器ウォーターを仕込んでおけば、自分専用のリラックス術にも応用でき、秋冬時期にはいろんなシーンで活躍。安価な製品も増えてきているので、乾燥対策として、ひとつあるとなにかと便利です。

◆筆者の“とらの巻”愛用品を公開

筆者の“とらの巻”愛用品

こちらが、筆者が“とらの巻”で使っているグッズたちです。写真右上にある「ニュクス」の「プロディジューオイル」はもう何本リピートしたか数え切れないほど、長年にわたって手もとに置いています。ボディだけでなく、髪や顔など全身に使えるので、秋冬には本当に重宝しています。

写真左にあるポータブル加湿器は、Amazonでポチッとして大正解だったもの。今は「PEACH JOHN」とコラボの「ラボン 加湿器 フレグランスウォーター シークレットブロッサムの香り」(画像にあるピンクの製品)をセットして使うのが気に入っています。気に入っている香りがほんのりと加湿器から漂うと、何かとストレスフルな今のご時世ではホッとひと息をつく、癒やし時間の演出にも。

乾燥に負けない肌をキープするには、まずは日々のお手入れが大切です。そのうえで、“とらの巻”ケアを必要に応じて取り入れると、安心感が高まります。出かけた先でオイルやボディミルクを使うだけでは不十分だと感じているならば、ぜひ参考になさっていただけると嬉しいです。

(※筆者注:掲載している画像は筆者の私物です。文中の効果は、筆者の個人的な感想です。)

並木まき

並木まき/元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。ゴルフ歴15年のエンジョイゴルファー。

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