【山下美夢有プロ連続ドライバー写真】トップの位置は全ゴルファーの見本

◆完全なドローヒッター90度以上の捻転差が特徴

アドレスの段階で、ドローヒッターだと分かるのが、2023年の賞金女王、山下プロ。ドロー系の人は、アドレスの形や上半身と下半身の激しい捻転差に注目するといいでしょう。ちなみに、自分がドロー系かフェード系かは、個人によって違うもの。連続写真を見て上達するうちに分かってきます。球すじのタイプに関係なくお手本にしたいのは、トップの形。原プロにも言えるように、飛んで曲がらないスイングの共通点は、左の腕と手首のラインが一直線であること。ここは全女性が目指してほしいポイントです。

◆START

ドロー系らしい左肩が見える構え。左肩が少し見える。出球が右に出るイメージ

ゆったり低く長いテークバック。脇は締める

胸が90度以上回っている

腕と左手首のラインが一直線。女性がまねすべきトップでの手首の角度

下半身リードでインサイドからおろしていく

インパクトでの捻転差に注目。捻転差を最大限に利用。上半身は右を向いているのに、お腹は目標に向く勢いのインパクト

◆FINISH

山下美夢有プロ/プロフィール

/Getty Images

2001年生まれ、大阪府出身。身長150cm。加賀電子所属。国内ツアー通算11勝。メルセデス・ランキング5位(’24年4月16日現在)。

解説してくれたのは大西翔太プロ

おおにししょうた/1992年生まれ。名門・水城高校ゴルフ部出身。PGAティーチングプロ。青木瀬令奈プロ、澁澤莉絵留プロら女子プロのキャディ兼コーチを務める。YouTube『大西翔太GOLF TV』も好評で、著書『軽く振ってきれいに飛ばす!! 飛距離アップの正解』が発売中。

Regina2024初夏号より転載  取材・文/たかはしよし子 

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