ゴルフ用ならどんな靴下でもいいの?今こそ知りたい“靴下”マナー【初心者ゴルフマニュアル】

何かとマナーの多いゴルフは、ルールはもちろん、立ち振る舞いから服装に至るまで気をつけなければならないことがたくさん! 実は、プレー中に足元を守ってくれる靴下にも、ゴルフ場によってはドレスコードがあるんです。どんなことに注意すべきか、簡単にご紹介していきましょう。

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「えっ、靴下にまでドレスコードがあるの?!」と思う方もいるかもしれません。パブリックコースなどでは、とくに制限が設けられていない場合もしばしば。ただし、接待ゴルフなどで名門クラブを訪れる際にはぜひチェックしておくべきポイントでもあります。

ビギナーのうちはドレスコードを都度チェックしても、慣れてくると“だいたいこんな感じでOKかな…”とあいまいなままゴルフ場を訪れることもありますよね。名門コースでは、靴下に関することまでドレスコードに明記されていることもあるので、同伴者やメンバーに白い目で見られないよう、注意が必要になります。

靴下の色と長さ

カラーの定番は黒や紺など。ダーク系の色合いであれば、どんなコースでも間違いはないでしょう。スタイルもよく見えますし、女性にとっては一石二鳥! ※海外では白いハイソックスは好まれないようです。

デザインの多様化や、ドレスコードに寛容なコースが増えたことで、様々な丈のソックスが販売されています。マナーの上では、基本的にはくるぶしが隠れる長めの丈が推奨されています。男性がハーフパンツを着用する場合には、ハイソックスの着用を指定しているコースは今でも多数あります。(例えば、現在東京五輪が開催されている霞ヶ関カンツリー倶楽部のドレスコード規定にも記載されています。)

最近ではゴルフウェアのデザインの広がりによって、ドレスコードが全体的に寛容になってきている風潮も感じられます。国内男女ツアーを見ていてもわかるように、靴下もおしゃれなものを選ぶ選手が多いですよね。その分、あいまいになりがちなマナーではありますが、訪れるゴルフ場のドレスコードはぜひその都度チェックして、思わぬ恥をかかないように備えてみてはいかがでしょうか。

◆【教えてくれたのは】匿名キャディ・かこみらいさん

某有名トーナメントコースの元キャディ。自分でプレーするのも大好きで、ゴルフギアには一家言あり。趣味は車で、Bライセンスを取得するガチっぷり。歴代アメ車を所有し、エンジンルームを眺めているだけで一日が終わってしまうほど。ゴルフ、クルマなどの知識を活かし、現在はライターとして活躍中。

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