【銀座のかずこママがズバリ言うわよ!】ゴルフのお悩み 解決サロン Vol.42

銀座6丁目にある「銀座Room」は、遊びなれた紳士や淑女が夜な夜な訪れる会員制バー。お目当ては、オーナーのかずこママを中心にくり広げられるウィットに富んだおしゃべり。人を愛し、ゴルフを愛するかずこママが、Regina-webに登場。ゴルフにまつわる「あるある」悩みをズビシッと解決してくれます!

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◆「おひとり様ゴルフに行ったときの、先輩方とのつき合い方が難しい!」

イメージ画像/Getty Images

仕事関係がきっかけで一昨年からゴルフをはじめ、去年やっとラウンドデビュー!ゴルフの楽しさを感じるようになってきました。ただ、プライベートでラウンドしてくれる友人がいないので、ひとりで参加できる、いわゆる「おひとり様予約」を利用しています。

ただ、先日、同組になったベテランの先輩方から、ゴルフの専門用語ばかりでたたみかけられ、困惑。ラウンド中も、よかれと思っていろいろ教えてくださるのはありがたいのですが、私には合わないことも多く、なんとなく微妙な雰囲気が漂ってしまいました。

相手を選べないので仕方ないのですが、この先もこういうラウンドばかりだと思うと気が重くなることもあります。だからといって、先輩方の善意に水を差すのも申し訳なく……。どうやって、その場をしのげばよいのでしょうか? (飲食店勤務 きょうこ 29歳  独身)

◆自分の思い通りの展開を期待するのは、ワガママ。謙虚になりなさい

ごめんなさい。お悩みに答える前に、厳しいことを言わざるを得ないんだけど、あなた、どこまで自己チューなの?

そもそも、初対面の人と回ることを承知で、ひとりで行ってるんでしょ。毎回、ステキな人やいい人と一緒に回れるとでも思っているのかしら?なにもかも、自分の思い通りになるワケないじゃない。

ウザい人やキレる人、教え魔と一緒になっちゃった場合は、「かわいそうな人」と思ってスルーして、もう二度と回らなければいい。そしてその一日は「今日はそういう日」と思って、自分なりに楽しむべき。このコラムではそう言ってきたけど、それはコンペや仕事、友人とのラウンドの場合。

こういうフリーのラウンドでは、相手の素性がわからないわけだから、それくらい予期すべき。

教えてくれる善意にしても、きっとあなたのプレーを見かねてのこと。相手の方々だって、本音は“もっと上手な人の方がよかった”と、がっかりしていたかも。

ゴルフの専門用語だって、あなたが勉強不足なだけ。相手を凌駕するくらいの専門用語を覚えて、尊敬されるくらいになってみたらどうかしら?

自分のことを棚に上げず、もっと謙虚になってみては。人のせいにする前に、自分を充実させること。私はいつも、どんな人も楽しませられるような人間になれるよう、努力しています。

Regina読者のあなたも、そんな余裕のあるゴルフ女子になってほしいわ。

みんなで度量の大きな人を目指しましょ!

◆かずこ(Kazuquo)ママ プロフィール

“一見さんお断り” 銀座6丁目の会員制バー『銀座Room』を経営。常連には多数の女子プロゴルファーが名を連ねる。名門コースの会員権をもつほど、自身も大のゴルフ好きで、年2回のコンペを主催。著書に「東京銀座六丁目 僕と母さんの餃子狂詩曲」(集英社刊)がある。インスタグラム(@kazuquo)もチェック!