一喜一憂しないで、シンプルに次のことを考える【福田萌子さん単独インタビュー・後編】

『バチェロレッテ・ジャパン』の初代ヒロインとして注目を浴びた福田萌子さん。うれしいことに、なんと、彼女も私たちと同じ「ゴルフ女子」でした。エンジョイゴルファーという萌子さん、後編ではゴルフとの向き合い方について伺います!

どんなときでもポジティブに!それが萌子流ゴルフです【福田萌子さん単独インタビュー・前編】

——萌子さんのゴルフへの向き合い方に共感する人も多いのでは?

 ありがたいことに、「萌ちゃんと一緒に回りたい」と言ってくれる人が結構いるんです。下手だけどゴルフ場を駆けまわって楽しんでいる姿が見ていて面白いみたい(笑)。そう思ってもらえるだけでもうれしいですよね。だから上手い下手は気にしない!

——一緒に回る人を楽しませる秘訣って何ですか?

 なんでもポジティブにとらえることです。ナイスショットを褒めるのはもちろん、相手がミスをしたときには『次、次!』と励まし、自分のミスは笑い飛ばす。どんなときでも前向きに方向転換するようにしています。

——リーチが長いし、体も鍛えているから飛ばしそう。

 ドライバーなら200ヤードは優に飛びます。50〜60ヤードのアプローチが苦手なので、スコアがなかなかまとまらないんです。パターも強く打つ癖が抜けなくて、いつも派手にオーバーしちゃう。みんなには「男らしい」と言われていますが…。

福田萌子 Instagramより

——萌子さんがされているスポーツの中でとくにゴルフに生かせるものはありますか?

 とくにどのスポーツというよりも、すべてのスポーツがつながっていると思います。たとえばランニングは腕振りをすることで肩甲骨が柔らかくなり、ヨガは体幹が鍛えられて足の筋力が強化されるので、スイングの安定につながりますよね。ヨガで養える集中力もゴルフにつながるし、逆にゴルフで使う集中力やスイングの動きがほかのスポーツに生かされたり。すべてがつながっているんです。

福田萌子 Instagram より

——萌子さんにとってかっこいいゴルフ女子とは?

 一喜一憂しないで、シンプルに次のことを考える。18ホール回ったらよいことも悪いこともいっぱいあるわけで、その中で、よかったことにフォーカスすること。どこにフォーカスして話をするかって、センスだと思うんですよ。このセンスを身につけている人は、男性女性問わずかっこいいですね!

福田萌子プロフィール/沖縄県出身。モデル、タレント、レポーター、スポーツトラベラー等、マルチな才能を生かし様々なメディアで活躍。昨年、話題になった恋愛リアリティ番組『バチェロレッテ・ジャパン』で見せた芯の強さが女性の共感を呼び、TV、雑誌に引っ張りだこ。

@moekofukuda

Regina 2021春号掲載 撮影/樽木優美子(TRON management) スタイリスト/若狭惠美 ヘア&メイク/石沢結希 モデル/福田萌子 撮影協力/グレンオークスカントリークラブ クラブ協力/ツアーワールド GS レディス(本間ゴルフ)