ゴルフ歴が長くなると、「ゴルフ旅行」を計画する機会が訪れることもあるでしょう。普通の旅行とは違い、リゾートコースでのラウンドも楽しめる「ゴルフ旅行」にはいったい何を持っていけば良いのでしょうか? 旅行をするエリアによっても準備は異なってきますし、キャディバッグは直接現地に持ちこんで良いのか、はたまたゴルフ宅急便を利用すべきなのか、送る場合はトラベルカバーが必須なのか……考え始めたらキリがありませんね。今回は、事前にすべき準備や、プレー当日までにキャディバッグを届けるためのベストな方法など、ゴルフ旅行で気をつけるべきポイントをお伝えします
◆ゴルフ場へキャディバッグを運ぶベストな方法
車で行ける範囲でゴルフ旅行を計画しているなら問題ありませんが、飛行機を使うような遠方での旅行を計画する場合は、あらかじめゴルフ場へキャディバッグを送るのがベストです。
キャディバッグをゴルフ場に直送する場合は、プレー前日までにゴルフ場に到着するよう、発送締め切り日を事前に確認します。発送地、到着地によって異なりますので重要です。また、配送会社によって大きさ・重さで料金が変わったり規約や条件がありますので、早めに確認しましょう。
キャディバッグを送る際には、基本的に専用のトラベルカバーが必要になります。破損、汚損などの対策のために事前に用意しましょう。配送会社に連絡すると、集荷の際に持ってきてくれますが(有料)ゴルフショップやネットで自分の気に入ったカバーを購入して準備しておいても良いでしょう。ゴルフ宅急便は往復で手配をすると、帰りに伝票の記入をしなくてラク。さらに割引があるのでおすすめですよ。
滞在先でレンタカーを借りて移動する場合は、キャディバッグを宿泊先に送るというケースもあります。何泊かして複数のコースでラウンドする場合は、直接ゴルフ場へ送らず、宿泊先に届けてもらいましょう。ただし、旅行で荷物が多くキャディバッグが乗り切らないことが想定される場合は、予めゴルフ場へ送るという選択もありますので状況に合わせて方法を選びましょう。レンタカーのトランクのサイズもあらかじめ確認しておくと「キャディバッグが乗り切らない!」なんてトラブルを防げます。
せっかくのラウンドなので、自身のゴルフクラブを持参するのがおすすめですが、荷物を増やしたくない人や、キャディバッグの輸送費が気になる方はレンタルクラブも選べます。ゴルフ場によってレンタルの相場は違いますが、5,000円〜10,000円以内の金額でレンタルできることでしょう。最新のクラブが揃っているコースもあるので、訪れるコースのWEBサイトなどで調べてみてくださいね。
◆ゴルフ旅行ならではの持ち物はある?
「ゴルフ旅行」に持っていくべきものですが、キャディバッグの中身は日帰りのラウンドと同じでOKです。ゴルフクラブとボール、ティなどの小物、天候や気温の変化に備えてタオルやレインウェアなどを入れておけば良いでしょう。虫除けや日焼け止めも季節によって持参すると安心です。寒暖差がある場合に備えて、羽織ものを入れておくのもおすすめです。
またボストンバッグには着替えや、帽子、タオル、メイクポーチ、サングラス、飲み物、飴などのおやつ、ゴルフシューズなどを入れておくと良いですね。またコース内で大きなボストンバッグを持ち歩きたくない場合は、ラウンドバッグやトートバッグなどを入れておけば、必要最低限の荷物でラウンドを楽しむことができます。
◆「ゴルフ旅行」の旅先の決め方は?
ゴルフ旅行先の選び方も人それぞれです。憧れの名門コースや華やかなリゾートコースでのラウンドをプランの中心に、近隣エリアの観光やグルメを楽しむもよし。観光ついでに地域のゴルフ場をカジュアルに楽しむもよし。
また、リゾートコースにはホテルも併設されているところが多いので、ぜひ調べてみてくださいね。
取材・文/夢書房