飛距離を生み出す“瞬発力”を鍛えるための宅トレ5選【#おうちゴルフトレーニング】

自宅で過ごす時間が長くなりがちな今こそ、おうちでできるトレーニングで、次のラウンドに向けたからだ作りをしてみませんか? 今回は、飛距離を生み出すための“瞬発力”を作り上げる5つのトレーニングをご紹介します。瞬発力が備われば、スイング時に自身の持つパワーを最大限に放出できるようになります。ぜひトライしてみてくださいね。

◆体幹強化ドリル

うつぶせになった状態から、体全体を足先と両肘で支えるうつぶせになった状態から、体全体を足先と両肘で支える・・・30秒キープ×1日2セット

床と体は平行に真っすぐ。ひじは床に対して直角!

体幹といっても、それは1つの大きい筋肉ではありません。小さい体幹、大きな体幹、そのすべてを一気に鍛えられるのが「プランク」と呼ばれる基本メニューのひとつです。

◆腹筋&背筋強化ドリル

スクワットのように腰を落とし、立ち上がるとともに体を左右にひねるエクササイズ・・・10回を1日2セット

1:足を肩幅より少し広めに立ち、両手はファイティングポーズ
2:スクワットのように、腰をひざと平行になるよう真下に落とす
3:立ち上がるとともに体を右にひねり、右胸を左へと伸ばす
4:再び腰を落とす
5:立ち上がるとともに体を左にひねり、左腕を右へと伸ばす

パワーをクラブに伝えるエンジンとなる腹筋&背筋を鍛えるドリル。スクワットとひねりを一度に行うことで、腹筋と背筋に効くエクササイズです。これだけでも代謝が上がるので、ダイエット効果も高いとか。ひねったときに、片方の方があがらないよう注意。

◆瞬発力トレーニング

片足を1歩前に出し、前足に体重を乗せた状態で、両手を素早く前後させる・・・50回を1日2セット

体幹を意識しながら、とにかく手の動きは速く! 猛ダッシュのイメージで。軸はブレずに素早く両手を動かすことで、上半身の瞬発力がアップ。「1、2、3、4、5!」と声を出しながら、「5」でピタっと止めるのも応用としておすすめ。

仰向けの状態で手をやや広げ、膝を立てたまま左右に素早く倒す・・・50回を1日2セット

手は体から約45度に開き、肩の力は抜いて。このエクササイズで重要なのは、両膝を立てた下半身をとにかく左右に倒すこと。「イ~チ、ニィ~」なんてカウントでなく、マッハでカウントを。お尻は多少ズレてもOK。

下半身はぶらさず、上半身だけを思いきり左右にひねる

左右にひねるといっても、膝を軽く曲げた状態で立ち、前傾姿勢を取るので、イメージとしては左右の上方向へと体をねじるイメージ。最初は無理せずいけるところまででOK。慣れてきたら、いけるところまでぐっとひねろう。膝が内側に入らないように注意!

◆教えてくれたのは…ダイエットトレーナー、パーソナルトレーナー小山圭介さん

インストラクターとしてホットヨガスタジオ『LAVA』のプログラム開発、ダイエット合宿施設『LAVAビレッジ伊豆高原』を立ち上げる。“ダイエット王子”の名でも知られる。(2018年取材時)

Regina2018冬号 P88から抜粋 撮影/土屋崇治(TUCCI) スタイリスト/西田慶子 ヘア&メイク/間 隆之(Lila) モデル/葛岡 碧 取材&文/一寸木芳枝