ゴルフに出かけるのは、お気に入りのカフェや憧れのリゾートへ出かけるときと同じスペシャルな時間。だからウェア選びには手を抜けません。スコアだけでなく、ルックスでも同伴プレーヤーに負けるわけにはいきませんから。自分らしいテイスト、かつコースの主役になれそうなウェアとは？ 日頃から店頭で数多くのゴルフウェアに接するエキスパート、ダブルイーグル銀座のスタッフに秋冬の新作の中から紹介してもらいました。きっと私たちのウェア選びにも参考になるはずです。
【From DoubleEagle GINZA】 コースに立つ日は「V12」のチェックのセットアップでいつもとは違う自分に
ゴルフウェアはいつもタウンで着ている服よりも、少し派手で大胆なものを選ぶという銀座店スタッフの山本花織さん。彼女が選んでくれたのが「V12」のこなれたチェック柄のセットアップです。
「私はチェック柄が好きで、普段からよく着ています。ですがチェック＋チェックのセットアップというのは、ゴルフをするときだけ、普段着とは違う着こなしです。大ぶりな柄や華やかな差し色が効いていて、コンサバでクラシックなイメージのチェックがひと味違う見え方をしているところがいいですね。それにセットアップをバラして、トップスだけ、スカートだけ、コーディネートに加えてもおしゃれに着こなせそう」
お気に入りのデザインを大胆に取り入れたスタイリングはタウンウェアのチェックとは別モノ。しかも自分らしさもアピールできているようです。
ナイロン＋ポリウレタンの素材は軽やかで4WAYストレッチにも対応。撥水性や防風性にも優れていて、おしゃれなだけでなく機能的なウェアという側面もあります。そしてライトな着心地でありながら、着ているとしっかり暖かさを実感できるので、真冬になるまでインナーは半袖のハイネックシャツでもいけそうです。
【From DoubleEagle GINZA】 「ディセンバーメイ」の気負わず、さりげなくスペシャルなゴルフスタイル
銀座店スタッフの松栄シャルミンさんのウェア選びは、大胆ピンクのようなゴルフウェアならではの攻めた色柄ではなく、どちらかと言えばナチュラルなルックス。ですが着ているウェアがまわりとはかぶらないように見えるデザインが理想だそう。そんな彼女が薦めるのが「ディセンバーメイ」のスポーティでほどよくカジュアルなコーディネートです。
「パーカもジャージ風のパンツもスポーティでトレンド感のあるアイテムなので、ゴルフウェアとしてもよく目にします。そこにさりげないディテールを加えて違いを見せてくれるところが、ディセンバーメイのおしゃれなところです。パーカは流行りのオーバーシルエット風ですが、ジッパーで開閉する大きなポケットがフロントにつくというのはあまり見かけません。パンツも普通は半身に分けて生地を切り替えたりしないですし、しかもその半身だけにトラッドっぽいチェックが入っているという凝ったデザインも独特ですね」
パーカやジャージ風パンツは今どき感のあるアイテム。だからこそまわりとかぶってしまうことがあるかもしれません。ですがこれなら同じアイテムであっても、奇抜な色柄に頼らず、しっかりと個性を主張してくれそうです。
ゆったりシルエットのパーカはバックにインパクトのあるプリントが入り、ストリートテイストも上手にアレンジしています。またゴワゴワしないソフトなタッチは快適な着心地。パンツは薄手ですが裏地が起毛していて、タイトなシルエットによって暖かさをより実感できます。細身とはいえ伸縮性は十分でプレーに不安はありません。
さらに撥水や防風といった機能も備えていて、真冬のラウンドでも心強い存在です。
撮影／蜂谷哲実
