今年で7年目を迎える「企業対抗レディスゴルフトーナメント」。 “自分らしくいこう!”を合言葉に、家庭(ファーストプレイス)、職場(セカンドプレイス)に続く第3の居場所=サードプレイスとして、多様な働く女性が集い、業種や立場を超えて交流できる場を提供してきました。

Reginaではこれまで、本大会の全国決勝の模様などをお伝えしてきましたが、今回は予選会に注目。「予選大会ってどんな雰囲気?」「競技に興味はあるけれど、コンペとは違ってハードルが高そう…」と感じる女性ゴルファーに向けて、ファーストステップとなる予選のリアルをレポートします。
◆雨にも負けず、笑顔でスタート! 関東A予選の舞台裏
今年最初の熱戦の舞台は、8月16日(土)に「紫カントリークラブ あやめコース(千葉県)」で行われた関東A予選。この日は15組30チーム、総勢60名の女性ゴルファーが集結しました。
前半は一時的な大雨に見舞われ、参加者からは「滝行みたいだった」と笑い混じりの声が上がるほど。それでも集中力を切らさず、互いに励まし合いながらプレーする姿が随所に見られました。

競技は、1チーム2名のトータルスコアで順位を決めるスクラッチ競技の「アスリートクラス」と、ペアで戦略を立てて挑むスクランブル形式の「エンジョイアスリートクラス」の2クラスで実施。腕前に合わせて選べる仕組みは、参加しやすさにつながっています。
コースには競技特有の緊張感だけでなく、ナイスショットのたびに笑顔があふれる和やかな雰囲気も広がっていました。企業名のワッペン入りのチームウェアや、お手製のペアアイテムを身につけたチームも登場。真剣さと楽しさが同居する、女性ならではの企業対抗戦らしい光景でした。

◆リラックマが応援! 癒しと笑顔のアンバサダー就任
今年の大きなトピックは、人気キャラクター・リラックマが大会アンバサダーに就任したこと。家庭や仕事に忙しい日々を送りながらもゴルフを楽しむ女性たちに、心ほどける時間を届けてくれる存在です。決勝大会では本人(!?)の登場も予定されており、さらなる盛り上がりが期待されます。

予選大会では各カートにリラックマのヘッドカバーがセットされ、参加者からは「癒やされる」「一緒に回っているみたい」と大好評。カートにちょこんと座るリラックマがプレーを見守る光景は、会場を和ませていました。
◆参加賞&試打会も充実♪ 女性限定大会ならではのお楽しみ

スタート前には、大会オリジナルデザインのエコ素材保冷バッグが参加者全員にプレゼントされました。マチが広く、夏ラウンドで大活躍してくれる実用性の高いバッグの他にも、アース製薬のシリカ水やダンロップのゴルフボール、さらには美容・ヘルスケアアイテムまでが盛りだくさん! 「参加賞も楽しみのひとつです」という喜びの声も。
◆「ゴルフパートナー」協力によるレアな試打会も実施
ホールアウト後にはコンテンツのひとつとして、「ゴルフパートナー」の協力のもと、2ブランドの試打会が開催されました。

関東A予選会では、試打をすると冷えたゼリーのプレゼントが♪
ひとつは、プロゴルファーからも根強い信頼を得る国産ブランド「ロイヤルコレクション」の試打会。最新のフェアウェイウッド&ユーティリティ「RC-VX」「RC-VT」シリーズが並びました。過去にはツアープロの使用率ナンバーワンに輝いたブランドとあってアスリート志向の女性たちは興味津々のようす。「ロイヤルコレクションって、女性の試打会ではなかなか出合えないクラブ。レアな機会ですね!」と驚く参加者も。“2打目の飛距離”に悩む女性にとって新たな選択肢となりそうです。
さらにパッティンググリーンには、世界有数の技術と性能、そして高いデザイン性を誇る「トゥーロン」のパターが登場。打感の柔らかさや転がりの良さに定評があり、繊細なタッチを求める女性にぴったりです。“知る人ぞ知る”ブランドの2025年最新ラインアップが注目を集めました。
イベント当日は残念ながら雨のため、屋外での試打会開催ではなく、クラブハウス内での展示会に。しかしながら2つのプレミアムなブランドのクラブを手に取ることができる貴重な機会とあって、多くの参加者が足を止め熱い視線を注いでいました。
※実施される催しやプレゼントの内容は会場により異なりますので、予めご了承ください。
◆スコア発表に一喜一憂、真剣勝負の熱量
アテスト会場に貼り出されていくスコア表を前に、「全国決勝に進出が決まった!」「今年は届かなかった…」と一喜一憂する参加者たち。真剣に挑んだからこそ生まれる熱量が会場を包みます。

3回目の挑戦というチームのお二人は「昨年初めて全国に進出しました。運も味方をしてくれて、今年も決勝進出できそうです。安心しました」とほっとした表情。「今日はパターが入らず苦しい場面もありましたが、ミスショットが思わぬバーディにつながったりもして、ゴルフの面白さを改めて感じました」と二人顔を見合わせ、笑顔で語ってくれました。
エンジョイアスリート部門に参加したペアからは「普段もホームコースの月例には出ていますが、チーム戦には個人戦では味わえない楽しさがあります。充実した一日でした」とのコメントが。お互いをカバーし合いながらプレーする競技スタイルで、仲間との連帯感を強く感じられる機会になったようです。
そして、惜しくも全国進出を逃してしまったチームからは「残念ながら全国には届きませんでした。でも、去年初めて出場してからレベルが上がっているのを実感しました。1日を振り返ると“楽しかった”の一言。来年またチャレンジしたいです!」という熱意ある声が。結果にかかわらず前向きな声が多く聞かれたのも印象的でした。
ホールアウト後のクラブハウスでは、そこかしこで「全国決勝、頑張ってね」「また一緒に回りましょう」と声を掛け合う姿が見られました。企業の枠を超えた交流が自然に広がっていたのも、本大会ならではの光景です。

8月の盛夏の中で幕を開けた2025年の企業対抗レディスゴルフトーナメント。各地で予選が続き、10月には全国決勝が控えています。仲間とともに挑戦する舞台で、今年はどんなドラマが生まれるのでしょうか。来年こそ挑戦してみたいという方は、ぜひ以下のリンクから続報をチェックしてみてくださいね!






