香妻琴乃プロのコースマネジメント術は?女性ゴルファーのための「ゼクジョ会」が4年ぶりに開催!

5月31日(水)に、「XXIO(ゼクシオ)」ブランドによる女性のためのスペシャルイベント「ゼクジョ会」が、インドアゴルフ施設「honobo golf」(東京都昭島市)にて行われました。

6月6日(火)に世界中で行われる“ウィメンズゴルフデー”のゴルフイベントの一環として、4年ぶりに開催された「ゼクジョ会」は、「ゼクシオ」の試打はもちろん、ワンポイントレッスンやパフォーマンスアップのためのストレッチ講座、スペシャルゲストの香妻琴乃プロによるマネジメントレッスンなど、コンテンツ盛りだくさん。今回は、当日の模様をレポートします!

香妻琴乃プロを囲んで

◆香妻琴乃プロのコースマネジメント術は? 迫力の美スイングを目の前で体感!

ゲストとして登場した香妻琴乃プロは、シミュレーションゴルフに映し出された「小樽カントリークラブ」のリアルなコースレイアウトを例に、PAR3~PAR5までのそれぞれのコースマネジメントや、ティグラウンドでの構え方、傾斜や池・バンカーなどの状況別攻略法などを、デモンストレーションを交えつつプロならではの視点で披露してくれました。

こんなに間近でプロのショットを堪能できる!

最初に取り上げられたのは、距離のある右ドッグレッグのPAR4。フェアウェイの右サイドには林と池が連なり、ティショットの落としどころによって2打目の難易度が各段に変わってしまうコースレイアウトです。

「この場合、フェアウェイ左サイドと左ラフをOKと考えてティショットします。左に打つ場合、ティグラウンドでは右サイドに立つのがおすすめ。コースを広く見ることができるので、景色が変わって打ちやすくなりますよ」と香妻プロ。「もし、ティマークが打つべき方向と逆の方向を向いているな、と感じるときは、あえてティマークから1ydくらい離れてアドレスしてみてください。そして、目標をボールの後ろから見て、どこに打つかを決めます。なんとなく…ではなくて、あそこに打つ! と決めて打つことが重要です」と、惑わされがちなシチュエーションの攻略法も、わかりやすく解説してくれました。

話はロングホール攻略法にも及びます。距離が長く、のびのびと打てそうに見えるPAR5。実は、残り100yds地点に、絶対に入れてはならないバンカーの存在が…! 「左にある林を避けて右のフェアウェイかラフに向かってティショットしたら、セカンドは、バンカーに入れないように刻めるクラブを持って。無理してピンを狙う必要はないんです」と、コース全体のレイアウトをしっかり把握してマネジメントすることの大切さを語ります。参加者たちも納得の表情!

香妻プロが参加者に直接レッスン。なんとも贅沢なひととき!

女性が苦手にしがちな池越えショットについては、「100yd飛べば超える池のはずなのにミスしてしまうのは、超えたい! と思ってリキむから。いつもの自分のリズムを意識して振るのが重要です。目の前の池を“芝生だ”ってイメージして打つと、気が楽になりますよ」と、ミスしないメンタルコントロールも伝授。

参加者からの「飛距離が伸び悩んでいます…」という質問には、「素振りをたくさんすること!」と回答。「連続で素振りをしていると、いかに腰を使って振るかの感覚をつかむことができるし、ヘッドスピードも上がっていく。足の力をクラブに伝える感覚もつかめるようになって、どんどん振りやすくなりますよ」と的確にアドバイスし、参加者たちは「説得力があってわかりやすかった! アドバイスは早速実践したいです」と感激の様子でした。

◆ワンポイントレッスンと“体の使い方”講座で、次のラウンドはベストスコア確実!?

シミュレーションゴルフのブースでは、「フェニックスカントリークラブ」のラウンド体験や、石坂翔子プロ(Regina-webで女性向けレッスンを連載中!)&鈴木章哲プロによる個別レッスン会も開催。さらに、グループレッスン形式で、下半身、お腹、上半身それぞれに効く、ゴルフスイングのためのストレッチ講座も開かれました。肩甲骨や股関節など、スイングにおいて重要な部位をやわらかく上手に使うために、ストレッチマットやバンドを使いながら動かしていきます。「動かし方は簡単なのに、普段使っていないからか難しい。筋肉痛になりそう!」と苦笑いの参加者も……。ストレッチの効果か、講座後に素振りを行うと「いつもより背中や胸が回って、スイングが大きくなった!」と驚きの声も上がりました。

〈左〉石坂プロが、初心者にもわかりやすくレッスン〈右〉ストレッチ講座で、目指せ美スイング!

◆“観戦マメ知識”や“ゴルフ用品の選び方”など、ゴルフライフを格上げするセミナーに目からウロコ!

ゴルフライフをエンジョイするために女性ゴルファーが知っておくべき知識はたくさん! イベントでは、「ゴルフトーナメント観戦の豆知識」を学べるブースや、ボール・グローブ・シューズなど「ゴルフ用品」の上手な選び方とお手入れを学べるセミナーも実施されました。

レアなツアーグッズの飾られたブースでは、毎年多くのプロツアーを運営する「ダンロップスポーツエンタープライズ」の担当者が、ツアーの見どころや観戦マナーを伝授してくれました。観戦ビギナーにとって目にする機会のないペアリング表やコースレイアウト図面を前に、参加者たちも興味津々! 参加者も「ツアー観戦は色々とマナーがあって、ハードルが高いイメージがあり尻込みしていました。このセミナーを聞いて、気軽に行っていいんだって思いました。一度行ってみる価値はあるかも!」と、観戦への意欲を語ってくれました。

観戦豆知識ブースには、レアグッズもたくさん!

「ゴルフ用品基礎知識」のコーナーでは、ボールの選び方や、グローブサイズの測り方、シューズの履き方やお手入れ方法など、意外と知らない”ゴルフ用品に関する基礎知識”を学ぶことができました。

イベントに参加していたタレントの瀬戸晴加さんは、ゴルフシューズについて「ソールが厚めのシューズを履いたら、上手く打てずにトップを連発してしまって……厚底のデザインって、ゴルフに影響しますか?!」と実体験をもとに疑問を投げかけます。

「厚底だと意識しすぎることで、無意識にスイングに影響を及ぼしてしまったのかもしれませんね。多少の厚みならコースでのプレーに影響することはないけれど、練習場だと違和感を感じるかもしれません。“かかとで合わせること”、“つま先に約1cmの捨て寸(余り)を持つこと”、“幅がきつ過ぎて圧迫していないか確認すること”など、履き方のポイントを抑えつつ、好きなデザインのシューズを履いてゴルフを楽しんで!」との心強い答えが。「安心してシューズを色々選べそう。コーデの幅も広がります」と瀬戸さんも笑顔♪

◆イベントの最後には“宮崎限定マンゴー”を味わえる極上スイーツに舌鼓♪

さまざまなコンテンツを楽しんだあとは、“宮崎限定マンゴー”が味わえる極上スイーツで一息。レディスイベントならではの嬉しいひと時です。振舞われたのは、マンゴーの本場・宮崎に店舗を構え、「宮崎マンゴーを世界で一番おいしく食べられる」と話題を集める専門店「MANGO STAR」の“宮崎完熟マンゴープリン”と“宮崎完熟マンゴーサンド”。ジューシーながら甘すぎずすっきりとした味わいで、見た目にも美しいスイーツは、駒込の人気フレンチレストラン「コウジイガラシ オゥレギューム」が監修しています。

〈左〉オフィシャルサイトより 〈右〉イベントでは食べやすいパッケージで振舞われました。

約3時間に及ぶイベントも、ゴルフライフを充実させてくれる盛りだくさんの内容に、時間が過ぎるのはあっという間。長年のゼクシオ愛用者から、ゴルフをはじめたてでクラブ選びを学びたいというビギナーまで、参加した誰もが楽しめる大満足のイベントとなりました。