取り入れるだけで一気に秋冬ムードが高まる素材といえばニット。選手たちの装いがすっかり秋仕様にシフトしていた直近の女子ツアーでも、ニット素材のトップスを着用していたプロの姿が目立っていました。今回は、とくに今の時期に活躍する「半袖ニット」をピックアップしてご紹介!
【河本 結】90年代風の配色ニットポロを色違いで着用

「スタンレーレディスホンダ」で今季2勝目を果たした河本プロ。優勝を決めた最終日は、トレードマークのリボンと同じ白の半袖ニットポロを着用していました。シャリ感のあるコットンニットは吸水・通気性に優れ、動くとまだ汗ばむ今の時期にちょうどいい着用感。80〜90年代のプレッピースタイルを思わせる配色デザインが、ほどよいインパクトを発揮してくれます。
ちなみに同ツアーの初日は、色違いの黒を着用。こちらはイメージがガラリと変わり、クールな雰囲気のスタイリングになっています。ライトグレーのスカートで軽さを出しているのも上手なポイント。
【佐久間朱莉】ケーブル編みの質感で魅せる好バランスなコーデ

「ジャックバニー!!」の半袖モックネックニットを主役に、他のアイテムをネイビーで統一していた佐久間プロ。袖丈が肘上とやや長めな分、ウエスト部分にデザインのあるスカートに裾をインして、上半身が大きく見えないようにうまくバランス調整がされています。
素材感が際立つケーブル編みニットは、いち早く「秋っぽさ」を手に入れるのに効果抜群。街でも違和感なく着られるデザインなので、1枚持っておくと重宝すること間違いなしです。
【神谷そら】渋色と上品なチェック柄にニット素材で柔らかさを!

神谷プロが着用しているのは、深みのあるグリーンのボディに、襟と袖、裾リブがネイビーで切り替えられたニットポロ。切り替え部分となじむようなネイビーのグレンチェックが、一見ポップに転びそうな多色使いの配色デザインを、クラシックなイメージにまとめてくれています。
黒やグレーなど、気づくと秋冬のコーデがダークトーンのアイテムばかりになってしまう人は、色柄トップスを投入すると、全身が重たくなりすぎないのでおすすめ。これぐらい落ち着いた色や柄なら、初めての人でも挑戦しやすいはずです。
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