パッティングではインパクトを消したら芯に当たる!

重心バランスを整えることで、すべてのクラブ、コースのあらゆる状況で再現性の高いスイングが可能になります。そう語るのは香妻琴乃プロのパッティングコーチ大本研太郎。動きが小さく、重心バランスを保ちやすいパッティングの動きを基本に、それをショットへと繋げていくことができます!

止まっているボールを打つゴルフは、構えたときから目の前にボールがある。そうするとボールばかりに意識がいってしまい、体に力が入ってバランスが崩れてしまいます。最初は動きが小さく当たりやすいパットでインパクトを消す練習をしましょう♪

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◆意識は“左脳”優位イメージは“右脳”

ボールを凝視して、視線が一点に集中すると、体が硬直しやすく、スムーズにスイングするのが難しくなります。たとえば、遠くの景色を眺めるときなど、視線が一点に集中せず、周辺視野で見ているので、体がリラックスして、大きな筋肉が動きやすくなるんです。

特にインパクトの意識が強くなると、ボールを凝視しやすくなる。インパクト意識を消すことで、左脳よりも右脳が優位に働き、人間が本来持っている自然な感覚が生かせるようになります。

インパクト意識を消すには、パットのような小さい動きから始めると良いでしょう。慣れてくれば、ショットでも同じ感覚で打てるようになります。意識がイメージに変わり、ショットが格段に安定してきますよ。 

◆4つのドリルでポイントを押さえよう!

〔ドリル1〕カップを見ながら打つ

5メートルぐらいの距離でボールではなく、カップを見ながら打ってみよう。インパクトの意識が消えると、体がスムーズに動く感覚がつかめる

〔ドリル2〕足の上にクラブを置いて打つ

足の上に置いたクラブが動いたり、落ちたりしないようにストローク。重心バランスを保つことに気持ちが集中し、インパクト意識が消える

〔ドリル3〕フォロー側のティの間にヘッドを通す

ボールの先にティを2本刺し、フォローでその間にヘッドを通すことだけに集中する。本番のパットでも、インパクト意識を消すのに有効だ

〔ドリル4〕2次元ボールで素振り

実際のボールと同じ大きさのイラストや写真を地面に置いて素振りをしてみよう。ヘッドがボールをスッと貫通するイメージを持つと良い

◆【香妻もやっていた】複数の線を入れて視点を分散させる

方向を合わせるためのラインをボールに入れている人も多いはず。その際、赤や黒などの強い色は視点がボールに集中しやすいので避け、自分の好きな色で書くのがオススメ。ラインは1本線よりも複数あったほうが、視点が分散する

◆教えてくれたのは…

大本研太郎コーチ おおもと・けんたろう/74年生まれ、宮城県出身。12年にパターレッスン専用スタジオ「パットラボ」、13年に「GPC恵比寿」を開設。アマチュアからプロまで厚い信頼を得ている

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ALBAドライバー・アイアン・アプローチぜんぶ女子プロに教わろう! 2020年版掲載 編集/島村涼 撮影/相田克己 岩本芳弘 上山敬太 河橋将史 佐々木啓 鈴木祥 福田文平 富士渓和春 村上航 山上忠 米山聡明

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