注目のルーキー・安田祐香が女性ゴルファーに教えてくれる【朝イチのラウンド前のストレッチ】

ラウンド前にストレッチをしないと、「グキッ」と体を痛めることも。ましてや久々のゴルフならなおさら注意したいところ。安田選手はどんなストレッチしているのでしょうか、聞いてみました。

バックナンバーをチェック!「注目のルーキー・安田祐香プロ」

◆「朝イチショットが変わります!スタート前に伸ばしてみて」(安田祐香)

安田祐香プロ
やすだ・ゆうか/2000年生まれ。7歳からゴルフを始め、坂田信弘指導のもとスイングを教わる。昨年プロテストに合格し、今季前半の出場権をかけたファイナルQTでも2位入る。NEC所属

◆クラブをぐるぐる回してケガ予防(両腕5×10回)

クラブを内側と外側に捻ることで肩関節の内旋と外旋の可動域が広がる。スムーズにアームローテーションするための必須ストレッチ。手首や肩のケガ予防にも。

◆片ヒザを沈めて捻転バッチリ(両足10〜15秒×2〜3回)

上半身と下半身をつなぐ筋肉(腸腰筋)のストレッチ。腸腰筋が柔軟に動くことで上半身と下半身の捻転差が生まれ、ダイナミックなスイングにつながります。

◆裏モモと背中をしっかり伸ばす(10〜15秒×2〜3回)

太モモ裏側のストレッチ。グリップを持って深く前傾することで、胸椎も伸びる。上半身のスムーズな回旋動作を作るための準備運動に最適。

クラブを上げ下げして、肩をほぐす(往復2〜5回)

クラブを背中の後ろで持って上下させると、肩関節と肩甲骨周囲の筋肉が伸びる。また、肩甲骨を引き寄せ、胸を張ることで肩や胸の筋肉も伸びて、肩関節の可動域が大きくなる。

◆足を組んでお尻のびのび(10〜15秒×2〜3回)

お尻と股関節を同時に伸ばせるストレッチ。この筋肉はハムストリングスとともに地面を蹴ってパワーを生む。股関節外側の筋肉は重心移動と過度なスエーを制御する機能も。

★カラダが柔らかいとこんなポーズも!

無理はしないでくださいね〜!

◆ストレッチの効果を解説してくれたのは…七條智之さん!

七條智之(しちじょう・ともゆき)/ウェルディア品川治療院代表。身体づくり&ボディケアのスペシャリストとして精力的に活動中。ゴルフではシニアツアーを中心に多くの選手をサポートしている

ALBA792号より転載 写真/福田文平 取材協力/六甲カントリー倶楽部