ツアーNEWS 石川遼は今季自己ベストの2位タイ

カシオワールドオープン(Kochi黒潮カントリークラブ) 最終日

スンス・ハンが悲願のツアー初V

7バーディ・1ボギーの“66”をマーク(撮影:岩本芳弘)

7バーディ・1ボギーの“66”をマーク(撮影:岩本芳弘)

国内男子ツアー「カシオワールドオープン」は、トータル13アンダーのスンス・ハン(米国)がツアー初優勝を決めた。4位タイから出たハンは、7バーディ・1ボギーの“66”をマーク。スコアを6つ伸ばす猛チャージを見せて優勝を手にした。

1打差2位タイで石川遼は今季初のベスト3入り

石川遼、今季自己ベストの2位でホスト大会を終えた(撮影:岩本芳弘)

石川遼は今季自己ベストの2位でホスト大会を終えた(撮影:岩本芳弘)

1打差2位タイには石川遼、時松隆光、ブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)、キム・キョンテ(韓国)の4人、首位と2打差の6位には谷口徹が入った。安定したショットで、3日目で7位タイに浮上した石川遼は、この日も快調なプレーで6バーディ・ノーボギーと連日の“66”をマーク。6つスコアを伸ばし、首位と1打差の2位タイ。最後までスイングは崩れず、ボギーを叩くことなく戦い切った。

小平智、宮里優作は共に8位タイ 賞金王決定は最終戦に持ち越し

自身初の賞金王へまた1歩前進した(撮影:岩本芳弘)

自身初の賞金王へまた1歩前進した(撮影:岩本芳弘)

賞金ランキング首位の小平智、同2位の宮里優作はトータル8アンダー8位タイに、同ランク4位の池田勇太はトータル5アンダー21位タイで終えた。賞金ランク2位の宮里優作は、この日、小平との差を縮めることはできず、賞金ランク3位のチャン・キム(米国)は予選落ち、同4位の池田勇太は21位タイと逆に差が開く結果に。

3人が賞金王となるには、最終戦での優勝のみ

宮里:最終戦での優勝のみ。それができれば、小平の順位にかかわらず賞金王獲得
キム:優勝且つ、小平が2位タイ以下(3人以上)になることが必要
池田:優勝且つ、小平が5位タイ以下でフィニッシュ(※4位タイ以上の場合はタイの人数による)

【最終結果】
優勝:S・ハン(-13)
2位T: B・ジョーンズ(-12)
2位T: 石川遼 (-12)
2位T:  K・キョンテ (-12)
2位T: 時松隆光 (-12)
6位: 谷口徹 (-11)